「口裏を合わせる」、口裏とは元々何のこと?
ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
1月19日は、「1(い)1(い)9(く)ち」の語呂合わせで、"いいくちの日"です。
唾液には口の中の細菌が増えないようにするなど、大切な役割がありますが、食事の際によく噛むのがいいそうです。
今日は、口の入っている言葉から「口裏を合わせる」の口裏とは元々何のことかという問題です。
ことば検定プラス 今日の問題
「口裏を合わせる」、口裏とは元々何のこと?
【選択枝】
■ 占うこと
■ 噂話
■ 紹介は今夜埼玉で
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■ 占うこと
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【今日の■のボケは?】
「口裏を合わせる(くちうらをあわせる)」ではなく、「9時浦和合わせる(くじうらわあわせる)」だそうです。
ことば検定プラス-林修先生の解説-
【「口裏を合わせる」、口裏とは元々何?】
「口裏」言葉や言い方に隠されているもの
「口裏を合わせる」の「口裏」は、"言葉や言い方に隠されているもの"を指します。
「口裏」は漢字でこう書くのが一般的ですが、実は、広辞苑には、裏を使った「口裏」も、"言葉や言い方に隠されているもの"との意味も、2番目に載っています。
くちうら【口占・口裏】-広辞苑から-
①人の言葉を聞いて吉兆を占うこと
②口ぶりで、その人の心中を察すること。また言葉や言い方に隠されているもの。
②口ぶりで、その人の心中を察すること。また言葉や言い方に隠されているもの。
「口裏」の元々は「口占」と書く
では、もともとの意味は何かというと、口に占いと書いて「口占」、"人の言葉を聞いて吉凶を占う"ことなんです。
言葉で吉凶を占うには、言葉の上辺だけではなく、そこに隠されたもの、つまり本当の気持ちを読み取る必要があります。
そこで「口占」は、、"言葉の裏にある本心のこと"を指すようになりました。
言葉の裏側にあるものですから、漢字も本来の「口占」に加え、この「口裏」も使われるようになったと見られています。
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本日の出題
「お天気検定」
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