「物見遊山」、「遊山」の由来は? 【ことば検定プラス】
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「物見遊山」、「遊山」の由来は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-

 

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林修先生 ことば検定プラス

 

ことば検定プラス 今日の問題

「物見遊山」、「遊山」の由来は?

【選択枝】
 鷹狩
 修行
 味噌作りに失敗

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本日の解答は

 修行

 

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【今日ののボケは?】
「物見遊山(ものみゆさん)」ではなく、「もろみ無残(もろみむざん)」だそうです。

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本日の林修先生の解説

【「物見遊山」「遊山」の由来】

「物見遊山」「物見」は、文字通り"物事を見る、見物する"という意味です。
「遊」は、"自由に歩き回る"ことです。

ですから、今日のポイントは、「山」が何を指しているかになります。
例えば、「総本山」といえば、"その分野の中心ととなるもの"に使います。

しかし、もともとの意味は、"仏教で宗派となる寺"が「本山」、さらに"本山を統括する寺"を「総本山」と言います。
つまり「山」には、"寺"という意味があるのです。
"寺"を建立することを「開山」と言います。

「遊山」も元々は、仏教、禅宗の言葉で、"1つの修行を終えた後、他の寺をめぐる修行の旅"を指す言葉です。
その後、"修行を終え澄んだ心境で風景を楽しむこと"、さらには、修行と関係なく、"行楽する"ことへと意味が広がったようです。

「遊山」が山とは関係なく、単に遊びに出ることに使われるようになったのは、16世紀の終わりごろだと見られています。

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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