「物見遊山」、「遊山」の由来は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
ことば検定プラス 今日の問題
「物見遊山」、「遊山」の由来は?
【選択枝】
■ 鷹狩
■ 修行
■ 味噌作りに失敗
本日の解答は
■ 修行
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【今日の■のボケは?】
「物見遊山(ものみゆさん)」ではなく、「もろみ無残(もろみむざん)」だそうです。
本日の林修先生の解説
【「物見遊山」「遊山」の由来】
「物見遊山」の「物見」は、文字通り"物事を見る、見物する"という意味です。
「遊」は、"自由に歩き回る"ことです。
ですから、今日のポイントは、「山」が何を指しているかになります。
例えば、「総本山」といえば、"その分野の中心ととなるもの"に使います。
しかし、もともとの意味は、"仏教で宗派となる寺"が「本山」、さらに"本山を統括する寺"を「総本山」と言います。
つまり「山」には、"寺"という意味があるのです。
"寺"を建立することを「開山」と言います。
「遊山」も元々は、仏教、禅宗の言葉で、"1つの修行を終えた後、他の寺をめぐる修行の旅"を指す言葉です。
その後、"修行を終え澄んだ心境で風景を楽しむこと"、さらには、修行と関係なく、"行楽する"ことへと意味が広がったようです。
「遊山」が山とは関係なく、単に遊びに出ることに使われるようになったのは、16世紀の終わりごろだと見られています。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 2019年イチョウの黄葉日が最も早かったのは札幌とどこ?
「ニュース検定」
□ ニクソン大統領は訪中後、中国の将来を何と例えた?