
年賀状減少も デザイン重視で進化
【けさ知っておきたいNEWS】
テレビ朝日グッド!モーニング「けさ知っておきたいNEWS」のコーナーで解説されたNEWS内容をご紹介しています。
この解説のあと「けさ知っておきたいNEWS検定」が出題されます。
2027年用の年賀はがきが販売開始となりました。
元日に届ける目安は12月27日までの投函で、前年より2日延長されています。
年賀状離れが進む中、発行枚数は2003年の約44億5000万枚から、現在は約5億5000万枚まで減少しています。
それでも、デザインや写真、イラストを楽しむ人は多く、年賀状は「義務」から「こだわりを伝えるもの」へと変化しているようです。
年賀状じまいが増えても
デザイン人気は高い
SNSの普及によって、年賀状を送らない「年賀状じまい」が広がっています。
一方、SNS上の年賀状関連ワードを分析すると、デザインやイラスト、写真については7割を超える人が好意的な反応を示したといいます。
「せっかく送るなら面白いものにしたい」「写真やイラストにこだわりたい」という人が増えているのです。
若い世代も祖父母には年賀状を送る
若い世代では、友人への新年のあいさつはLINEやSNSで済ませる人が多くなっています。
しかし、コミュニケーションに関する研究をしている東海大学の澤岡詩野教授によると、遠く離れて暮らす祖父母には、あえて年賀状を送るという人も一定数いるそうです。
以前は上司や取引先などに「出さなければならない」という意味合いが強かった年賀状ですが、現在は本当に送りたい相手へ気持ちを伝えるものに変わりつつあります。
2027年の年賀状は
生成AIでデザイン
2027年用の年賀状では、生成AIを活用した新しいサービスも登場します。
日本郵便のイベントでは、サッカー日本代表の森保一監督が羊に乗ったデザインの年賀状が紹介されました。
日本郵便のホームページでテンプレートを選び、自分の顔写真をアップロードすると、その人物がデザインの中に登場するオリジナル画像を作ることができます。
家族や子どもの写真を使えば、世界に一枚だけの年賀状を簡単に作れるというわけです。
QRコードを読み込むと動画が再生
さらに注目されているのが「動画付き年賀状」です。
はがきに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み込むと、生成AIで作られた動画が再生されます。
例えば、子どもが羊に乗って歩いたり、アイドルになったような動画を作ったりすることも可能です。
離れて暮らす祖父母に送れば、写真だけではなく、動く姿を楽しんでもらうことができます。
年賀はがきの干支には
隠れたストーリーも
年賀はがきのデザインには、干支を使ったちょっとした物語が隠されていることがあります。
2003年の未年には、羊が編み物をしている姿が描かれていました。
そして12年後の2015年には、その羊が完成したマフラーを身につけて登場しました。
さらに12年後となる2027年には、同じ羊が新しいことに挑戦するデザインとなっています。
毎年何気なく見ている年賀はがきですが、干支が一周するごとにストーリーが続いているという遊び心も楽しめます。
きょうのNEWS解説まとめ
年賀状の発行枚数は大きく減っていますが、年賀状そのものがなくなったわけではありません。
生成AIによるオリジナルデザインや動画付き年賀状など、新しい楽しみ方も登場しています。
大量に送る時代から、本当に届けたい相手へ特別な一枚を送る時代へ。
2027年の年賀状は、デザインやアイデアを楽しむコミュニケーションとして進化しています。
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