"NATOの異端児" 議長国トルコとは?【けさ知っておきたいNEWS】
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"NATOの異端児" 議長国トルコとは?
【けさ知っておきたいNEWS】

 

グッド!モーニング「けさ知っておきたいNEWS」のコーナーで解説されたNEWS内容をご紹介しています。
この解説のあと「けさ知っておきたいNEWS検定」が出題されます。

 

 

今日の「けさ知っておきたいNEWS」
"NATOの異端児" 議長国トルコとは?

 

NATOサミットがトルコ・アンカラで開幕
議長国の存在感が際立つ

北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議が7月7日、トルコの首都アンカラで始まります。
これまでNATO脱退をちらつかせてきたトランプ大統領も出席予定で、「エルドアン大統領が主催する会議でなければ参加しなかっただろう」とまで語っています。

欧米関係が冷え切っている中、議長国トルコがヨーロッパとアメリカの橋渡し役として急速に存在感を高めています。
トルコは1952年にNATOに加盟しており、当時はソ連とブルガリアに挟まれた地政学的要衝として、共産主義勢力の南下を封じ込める狙いから欧米諸国に重要視されてきました。
現在も地図上でヨーロッパとアジアのちょうど中間に位置し、中東諸国への影響力も持つ戦略的に極めて重要な国です。

 

「NATOの異端児」
ロシアとも関係を保つ独自路線

一方でトルコは「NATOの異端児」とも呼ばれています。
2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、スウェーデンとフィンランドがNATO加盟を申請した際、トルコはテロ組織との関係を理由に反対し、全会一致が原則のNATOで両国の加盟を大幅に遅らせました。

さらに、ロシア製の防空システム「S-400」を購入し、欧米のロシアへの経済制裁にも参加していません。
プーチン大統領とエルドアン大統領は良好な関係を維持している一方で、ウクライナのゼレンスキー大統領とも関係が良好で、停戦交渉への支援も表明しています。

敵対する両陣営と同時に友好関係を保つという、他国にはなかなかできない独自の外交路線を歩んでいます。

 

軍事大国トルコ
NATOの亀裂を埋める役割を担えるか

トルコはNATO加盟国の中でアメリカに次ぐ第2位の兵力48万人を誇り、意外に思う人も多いかもしれませんが、軍事・防衛産業も非常に発達しています。

過去4年間の武器輸出量は世界11位で、スペインやルーマニアなどNATO加盟国にも武器を輸出しています。
特にドローン分野では世界の軍事ドローン輸出取引の実に65%をトルコが占めるという圧倒的な実績があります。

アメリカのNATOへの関与が薄れることへの懸念が高まる中、トルコの軍事的存在感はますます大きくなっています。
トランプ大統領もエルドアン大統領を「尊敬される指導者であり、私の友人だ」と絶賛しており、エルドアン大統領自身もヨーロッパの防衛・安全保障への積極的な参加意思を表明しています。
今回のNATOサミットで、トルコが欧米間の亀裂を埋める架け橋となれるか、世界が注目しています。

 

トルコ・エルドアン大統領についてが、今朝の「けさ知っておきたいNEWS検定」です。
エルドアン大統領はある競技の選手でしたが、それはどの競技だったでしょうか?

 

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