秋を表す言葉では「ないもの」は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
ことば検定プラス 今日の問題
秋を表す言葉では「ないもの」は?
【選択枝】
■ 爽秋(そうしゅう)
■ 麦秋(ばくしゅう)
■ 出来秋(できあき)
本日の解答は
■ 麦秋(ばくしゅう)
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【今日の■のボケは?】
今日のボケはありません
本日の林修先生の解説
【秋を表す言葉では「ないもの」は?】
今日の■のボケているわけではありません。
「出来秋」は、れっきとした日本語です。
「出来」とは、稲の出来のこと。
「出来秋」とは、稲のよく実った秋の頃、実りの秋という言葉で秋の季語です。
「爽秋」は、文字通り空気が爽やかで、心地の良い秋のことで、手紙の時候の挨拶などで"爽秋の候"が使われます。
"爽秋の候"は、9月~10月に使われる挨拶ですが、旧暦の9月いっぱい(今年は11月15日が旧暦10月1日)、来週末11月14日までは使ってもよいとされています。
もちろん秋を表す言葉です。
「麦秋」は、"むぎあき"とも言って、麦が実る時期を表す言葉です。
麦が実る頃は、いつかご存知ですか?
たとえば大麦の種まきは、稲刈りが終わった時期、11月頃に行います。
春になると穂が出て来て、5月に色づき、6月に収穫するのです。
ですから、「麦秋」とは初夏の頃で、夏の季語なのです。
「秋」には、穀物の収穫時期という意味もありますから、季節は初夏なのに、「麦秋」という言葉が出来たという訳です。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 地中から湧き出る水は、何℃以上あれば「温泉」?
「ニュース検定」
□ 2019年7月 子育て応援スペースを作った地下鉄は?