「規模」の意味 正しいものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう1月29日は、明治5年に全国の人口調査が行われた日です。
153年前の人口は、およそ3400万人だったそうです。
人口グラフを見ると、2004年のピークに向けて100年かけて増えた人口が100年かけて減っていくとみられています。
これまでに類を見ない減り方が予想されています。
今年は、5年に1度行われる国勢調査の年です。
全世帯対象ですから、規模の大きい調査になります。
そこで、今日はこの「規模」という言葉の意味で正しいものは何かという問題です。
「規模」の意味 正しいものは?
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ことば検定 答え
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<今日の緑のボケ> 「きぼ」ではなく「キーボー」 *「♪三年目の浮気」のひろし&キーボー |
ことば検定 解説
きょうの解説
「規模」の「規」は算数の授業で使うコンパスのことで、「規」の1文字で"ぶんまわし"と読みます。
そして規模の「模」は、同じものを作るための木型のことです。
どちらも正しい形や構造のものを生み出す道具ということになります。
これらの目に見える具体的な形や構造が抽象化されて、物事の仕組みや構えという意味で「規模」という言葉が使われるようになりました。
ただ、古くは他にも様々な意味で使っていました。
例えば徒然草では、こう出てきます。
ーこの唐櫃は上古に伝はりて
その始めを知らず 数百年を経たり
累代の公物 古幣をもちて規模とす
唐櫃はずっと昔から伝わって、その始まりは誰も知らず、数百年経たという意味です。
代々伝わる公用の器物は古くボロボロになっているのをもって規模とすると言っています。
ここでは、"模範的で望ましい良いもの"という意味です。
コンパスも木型も、正しい形のものを作り出すに役立つことから、「規模」に手本の意味が生まれたとされています。
前回の問題
ここを素早く見つけるコツで~す
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