「日本人の名字ルーツ&ナゾ追跡」和田&藤原ほか51位~60位【GOOD!いちおし】
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「日本人の名字ルーツ&ナゾ追跡」
和田&藤原ほか51位~60位
【GOOD!いちおし】

 

グッド!モーニング「Good!いちおし」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。

今日の「Good!いちおし」

名字シリーズ第8弾
「日本人の名字ルーツ&ナゾ追跡」和田&藤原ほか51位~60位
名字が広がるきっかけの一つとも言われる藤原氏、その藤原さんの由来に注目。
さらに、田んぼにまつわる名字を中心に様々なルーツを紹介。

 

名字シリーズ第8弾!
藤原さんや田んぼ由来の名字を紹介

今回の「GOOD!いちおし」では、日本の名字ランキング51位から60位までのルーツが紹介されました。
これまで7回にわたってランキング50位までの名字の由来をたどってきましたが、今回も「原田」「小野」「田村」「竹内」「金子」「和田」「中山」「藤原」「石田」「上田」など、身近な名字が登場しました。

解説してくれたのは、名字の由来に詳しい森岡浩さんです。
今回は、田んぼにまつわる名字や、歴史上の人物と関わりの深い名字、さらに名字が広がる大きなきっかけのひとつとなった藤原氏についても紹介されました。

普段何気なく聞いている名字にも、土地の特徴や暮らし、願い、歴史が込められています。
名字を知ることで、日本人がどのような場所に住み、どんな思いを名前に込めてきたのかが見えてきます。

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原田・小野・田村に込められた土地と歴史

ランキング51位は「原田」さんです。
「原」は平地を意味しますが、どちらかというと水田化されていない土地を指す言葉です。
一方で「田」は水田化された田んぼを表すため、一見すると少し矛盾した組み合わせにも見えます。

森岡さんによると、原田さんはもともと水田ではなかった原っぱのような土地を、田んぼに変えた人が名乗った名字ではないかと考えられています。
土地を開墾し、田んぼを作り始めた人の努力が感じられる名字です。

52位は「小野」さんです。
小野といえば、遣隋使として知られる小野妹子や、世界三大美人の一人ともいわれる小野小町が有名です。
ルーツは基本的に地名由来で、滋賀県大津市にある小野という地名を本拠地とした一族から広がったとされています。
小野妹子も小野小町も、この古代豪族・小野氏の一族とされています。

53位は「田村」さんです。
田んぼが広がる村に住んでいた人が名乗った名字と考えられますが、有名な例として平安時代初期の武将・坂上田村麻呂との関わりを紹介。
坂上田村麻呂の子孫が田村を名乗ったと伝える家も多いそうです。

 

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竹内・金子・和田に残る暮らしと武士の記憶

54位は「竹内」さんです。
基本的には、竹林の中や竹の近くに家があった人が名乗った名字と考えられています。

ただし、竹内にはもう一つの意味もあります。
中世の武士は、家の周りに竹を植えることが多かったそうです。
竹は敵が攻めてきたときの防御にもなり、切れば弓矢の材料にもなりました。
そのため、武士の館の周りには竹があるのが当たり前だったといいます。
つまり竹内さんには竹の中に住んでいたという家を竹内と、武士の館に住んでいたという意味の「武内」両方があると考えられます。

55位は「金子」さんです。
金子という地名に住んだ平安時代末期の一族が名乗ったのが始まりとされています。
この金子一族は源平合戦で源氏側につき大活躍し、鎌倉時代には各地に領地を広げました。

面白いのは、金子一族が移り住んだ愛媛県でも、その土地を金子という地名にした例があることです。
地名から名字が生まれ、その名字を持つ一族が移り住んだ先で、また地名になる。名
字と地名が互いに影響し合って広がっていった例です。

56位は「和田」さんです。
「和」は入り曲がっている地形や入り込んで湾曲した場所を意味する言葉とされ、そうした場所にあった田んぼ、または曲がった形の田んぼに由来すると考えられます。
また、海を意味する古い言葉「わた」に漢字をあてたという説もあります。

 

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中山・藤原に見る公家と武士、そして藤原氏の広がり

57位は「中山」さんです。
山が多い地域の中で、真ん中にある山や、その周辺に住んでいた人が名乗った名字と考えられます。
中山という地名は各地にあるため、ルーツも全国にたくさんあります。

中山さんの面白い点は、江戸時代に大名と公家の両方にあった珍しい名字だということです。
武士の名字は支配した土地に由来することが多く、公家の名字は京都周辺の地名に由来することが多いとされます。
中山さんは、ルーツは違うものの、偶然にも公家と武家の両方に見られた名字でした。

 

58位は「藤原」さんです。
藤原氏は、日本の苗字が広がるきっかけの一つともいわれる存在です。
由来は、大化の改新で天智天皇とともに活躍した中臣鎌足が、亡くなる際に天智天皇から「藤原」という姓を与えられたことに始まるとされています。

藤原氏は朝廷で大きな力を持ち、次第に人数も増えていきました。
そのため増えすぎた「藤原」さんたちを区別するために、地名や役職と組み合わせた名字が生まれました。
斎藤、佐藤、加藤、遠藤など藤原氏由来のものが多くあります。

一方で、藤原という名字には地名由来のものもあります。
「藤」はつる植物を意味し、「原」は水田化されていない平地を表すため、藤が茂る原っぱのような土地が「藤原」という地名になり、そこから名字になった例もあるそうです。

また、58位の藤原(ふじわら)さんと藤原(ふじはら)さんはランキング上では別に扱われます。
地域によっては「ふじはら」さんの方が多い県もあり、山梨県、島根県、高知県、福井県などで見られるそうです。

石田・上田と読めたらすごい珍しい名字

59位は「石田」さんです。
石がゴロゴロしている田んぼという意味ではなく、石のように硬い土地を苦労して耕し、田んぼにしたことが由来ではないかと考えられています。
有名な石田三成も、滋賀県の石田村の出身だったことから石田を名乗ったとされています。

60位は「上田」さんです。
上の方にある田んぼを耕していた人が名乗った名字と考えられます。
この「上」は標高が高い場所を指す場合もあれば、川の上流や上手を指す場合もあります。

 

読めたらすごい珍しい名字

番組の後半では、読めたらすごい珍しい名字も登場。
1つ目は「臥龍岡」と書いて「ながおか」と読む名字です。
福井県にある名字で、お坊さんが名付けたとされます。
寺の背後にある岡が、まるで龍が横たわっているような形に見えたことから「ながおか」と読ませるようになったそうです。

もう一つは「栗花落」と書いて「つゆり」と読む名字です。
栗の花は5月から6月にかけて花が咲き、梅雨の初めの頃に花が落ちるため「つゆいり」と呼んだそうです。
その「つゆゆり」という読み方が次第に短くなり現在では「つゆり」、そして名字のもとになった本家では「つゆ」と読むそうです。

今回紹介された名字には、田んぼを開いた人の努力、武士の暮らし、地名の広がり、藤原氏の歴史など、日本人の生活と深く結びついた由来がありました。

名字は単なる呼び名ではなく、先祖がどんな土地に住み、どんな仕事をし、何を大切にしてきたのかを伝える小さな歴史です。

原田、田村、和田、石田、上田のように田んぼに関わる名字が多いことからも、日本人にとって米づくりがどれほど大切だったかが伝わってきます。
普段聞き慣れた名字も、由来を知ることでぐっと面白く感じられそうです。

 

 

 

-これまで放送されたGOOD!いちおし-

 

 

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