「銀幕」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう7月17日は、昭和62(1987)年に昭和の大スター・石原裕次郎さんが亡くなった日です。
なんと52歳の若さで亡くなりました。
裕次郎さんは、生前 何度も病と闘い、そのたびに奇跡の復活を遂げたと言われていました。
裕次郎さんのデビュー作は、「太陽の季節」という映画で、ある流行語が生まれました。
既成の秩序にとらわれず奔放に行動する若者を「太陽族」と呼び、そんな若者が結構いたのです。
「狂った果実」では、裕次郎さんが主演を務め、その後一気にスターダムを駆け上がりました。
日本映画の黄金時代を築いた、戦後最大の銀幕のスターと言ってもいいでしょう。
今日は、今出てきた「銀幕」という言葉の由来は何かという問題です。
「銀幕」の由来は?
青 -銀色に塗った
赤 -白黒映画
緑 -政治家の特ダネ狙い
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ことば検定 答え
青 -銀色に塗った
ことば検定 解説
きょうの解説
「銀幕」のスターといえば、映画界のスターのことです。
映画における「幕」とはスクリーンのことです。
「銀幕」は、英語を訳してできた言葉で、元の英語は「silver screen(シルバー スクリーン)」です。
一般的に、映画は大きな幕に映像を投影しますが、当初の映写機は光が弱くて、ただ布の幕に投影するだけでは、画面がとても暗くて見えづらかったそうです。
そこで、幕にアルミニウムなど金属の塗料で銀色に塗り、反射率を上げて画面を明るくしました。
ここから映画の幕のことを「シルバースクリーン」と呼ぶようになり、日本語で「銀幕」と訳されました。
そして、さらに転じて映画そのものを「銀幕」と言うようになったのです。
前回の問題
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