「本がたくさん」あることを指す言葉は? 【ことば検定スマート】
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「本がたくさん」あることを指す言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

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ことば検定 問題 

 

明治時代は、汽車でこんな風景が見られたそうです。
「汽車の中に入れば 必ず二三の少年は一二の雑誌を手にして 物識り貌に 之を朗誦するを見るべく」(教育時論-明治25年-)

朗誦とは”読み上げる”ことで、当時は読書といえば音読が一般的で、新聞を読むにしても家族に読んで聞かせていたのです。
そんな音読文化が変わっていくきっかけは、湯島聖堂に出来た日本で初めての近代図書館だと言われています。
音読禁止をルールにしたのです。
その後、音読禁止のルールは全国に図書館に広がって、公共の場での音読の習慣はなくなっていきました。

今日はそんな図書館のように「本がたくさん」あることを指す言葉はどれかという問題です。

 

「本がたくさん」あることを指す言葉は?

   -灯火親しむべし
   -汗牛充棟
   -もう歩けへん

 

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ことば検定 答え

   -汗牛充棟

 

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「灯火親しむ」の"灯火"とは灯りのことです。
秋になると涼しくなって、夜も長くなる。
そんなときに、灯火の下で読書をするのに適しているという意味です。

「汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)」という言葉は、古代中国の詩が由来です。
「其の書為るや 処れば則ち棟宇に充ち 出ずれば則ち牛馬に汗す」
その書は 積み上げれば棟宇までまで届き、引っ張れば牛馬が汗をかくというのです。

"棟宇"とは屋根のことです。
積み上げると屋根に届いてしまい、引っ張ると牛馬が汗をかくという意味で、これは本が非常に多い事の例えです。

 

 

 

前回の問題

 

-これまで出題されたことば検定-

 

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