【BOOK文芸書ランキング】2023年春に読みたい一冊をここでチェック
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BOOK文芸書ランキング TOP10
-2023年3
月20日~26日-

毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。

今回は ブックファースト 自由が丘店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。

 

 

 

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BOOKランキング1~5位

1 「闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由」
ジェーン・スー
文藝春秋

今作は、俳優の吉田羊さんや、脚本家の野木亜紀子さんをはじめ、第一線で活躍する女性13人に、彼女たちがこれまで歩んだ道のりについて聞いた初のインタビューエッセイです。

 

 

 

 

2 「魔女と過ごした七日間」
東野圭吾
KADOKAWA

東野圭吾さん著作100冊目となる一冊。
空想科学ミステリー「ラプラスの魔女」に続き、物事を予測する力を持つ不思議な女性 羽原円華がキーマンとなるシリーズ最新作。

AIによる監視システムが強化された日本で、元刑事 月沢克司の死体が発見された。
全国に指名手配されている犯罪者の顔を覚えて、雑踏に紛れている犯人を見つけ出すスペシャリスト 見当たり捜査員だった克司。
AIによる顔認証が普及した今、需要が無くなったことに不満を漏らしていたという。

克司の息子 陸真は、中学校の親友 純也に父のことを話していると、克司のことを知っているという不思議な女性 円華と出会う。
2人は円華が導く場所に行き、円華が語る推理を聞くことで、陸真の父がなぜ殺されたのかに近づいていく。

「なんでわかるか? あたしは魔女だから」
円華は何者なのか?
そして、事件の裏に潜むAI社会の歪みと警察の闇とは!?

 

 

3 「世界ともだち部 1巻
週末北欧部chika
講談社

フィンランドが好きになって10年以上、働きながらすし学校に通うなど、北欧移住の夢を叶えるために奮闘する日々を描いたエッセイ。

なぜそんなに前向きに頑張れたのかというと、世界各国に居る友だちのおかげなんだそうです。
さまざまな友人との交流の中で気づいた、前向きに生きるヒントが詰まった一冊です。

 

 

 

 

4 「黄色い家」
川上未映子
中央公論新社

 

 

 

 

5 「マンガ ぼけ日和」
矢部太郎
かんき出版

今作は、認知症専門医の先生の実話をもとに、患者と介護する家族の日常を矢部さんのほっこりとする絵で描いています。
認知症と家族の日常に触れ、笑って泣けて不安が和らぐ一冊です。

 

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BOOKランキング6~10位

 

 

 

第6位以下のランキングは以下の通りでした。

6 「月と散文」 又吉直樹 KADOKAWA
7 「イタリア暮らし」 内田洋子 集英社インターナショナル
8 「天路の旅人」 沢木耕太郎 新潮社
9 「チンギス紀 十六 蒼 北方謙三 集英社
10 「飽きっぽいから、愛っぽい」 岸田奈美 講談社

 

 

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今週の注目の一冊

 

「月と散文」又吉直樹

 

芥川賞作家・又吉直樹さんの10年ぶりのエッセイ。
又吉さんがエッセイ集を発表するのは、「東京百景」以来10年ぶり。

その間に、小説「火花」で芥川賞を受賞し、相方の綾部さんが渡米、コロナ禍など取り巻く環境は一変。
そうした日々の暮らしの中で、又吉さんが感じたことや出来事が綴られています。

 

 

情報元

TBS「王様のブランチ」-2023年4月1日放送-
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