江戸時代「七夕に食べた」のは? 【ことば検定スマート】
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江戸時代「七夕に食べた」のは?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょうは7月7日「七夕」です。

♪七夕の歌
♪ささの葉さらさら のきばにゆれる
お星さまきらきら きんぎん砂子

 

この歌で「のきば(軒端)」とは、屋根の端で壁から張り出した部分のことです。
最後の「きんぎん砂子」とは、金箔や銀箔を細かく砕いた粉のことで、襖絵などに使われます。
それを、星が輝いて金箔や銀箔を砕いた粉のようだというふうに表現したのです。

 

そして、宮中行事だった「七夕」が一般に広まったのは、江戸時代だと言われています。

そこで、江戸時代に人々がよく七夕に食べたものは次のうちどれかという問題です。

 

江戸時代「七夕に食べた」のは?

   -そうめん
   -五色餅
   -家具倒れ侵入者か?

 

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ことば検定 答え

   -そうめん

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

江戸時代 七夕の風習は中国の伝説に由来
七夕」では、本来 "技術の向上"を願うものでした。
そこで、江戸時代では 家や寺子屋で"習字の上達"を願ってすずり(硯)を洗う、「すずり洗い」という風習もあったようです。
一方、きょうの問題の風習は、中国の伝説に由来します。
「七夕」に索餅(さくべい)という菓子を食べると熱病にかからないとされたようです。
七夕には「そうめん」を食べていた
そして、索餅(さくべい)はある食べ物の原型だと言われています。
それが「そうめん」です。
「そうめん」を漢字と書くと今は「素麺」と書きますが、実は広辞苑には「索麺」の字の方が「そうめん」として載っていて「索麺(さくめん)」が「そうめん」になったということが今でもわかります。
その「索麺(さくめん)」ですが、鎌倉~室町時代に作り方が伝わったとされ、遅くとも室町時代にはそれを売る職業もあったようです。
そして、江戸時代には無病息災を願って「七夕」には「そうめん」を食べていたのです。

 

前回の問題

 

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