「ファンデーション」生まれたきっかけは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週は、「メイク」がテーマです。
日本で「ファンデーション」が普及し始めたのは、昭和20年代の戦後になってからと言われています。
それまで使われていたのは白粉(おしろい)でした。
ところが、戦後欧米から「ファンデーション」が入ってきて、徐々に広まっていったようです。
その「ファンデーション」は英語で"土台"とか"基礎"という意味ですが、欧米でも「ファンデーション」ができるまでは、白粉(おしろい)が一般的だったそうです。
そこで、今回は「ファンデーション」が生まれたきっかけは何かという問題です。
きょうの問題
「ファンデーション」生まれたきっかけは?
青 -舞踏会
赤 -映画
緑 -アイドルの追っかけ
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -映画
【本日の 緑 のボケは?】
「ファンデーション」ではなく「ファンでしょう」というボケでした
きょうの解説
【「ファンデーション」生まれたきっかけは?】
「ファンデーション」の原型は
いわゆる「ファンデーション」ができたのは、20世紀になってからだとされています。
もっとも、それ以前にもその原型のようなものはあったようです。
今でも舞台などで使われている「ドーラン」です。
ただし、昔の「ドーラン」の中には、片栗粉をラードで練ったようなものもあったようです。
やはり、片栗粉をラードで練ったようなものは粗悪品で、乾燥するとひび割れなどが起きて、あまりよくなかったそうです。
ただし、舞台だと客席から距離があるので、何とか大丈夫だったみたいです。
ただし、舞台だと客席から距離があるので、何とか大丈夫だったみたいです。
「ファンデーション」開発のきっかけ
ところが、そうも言ってられない時代がやってきました。
「映画」の登場です。
当時の舞台用の「ドーラン」では、映画のクローズアップに耐えられなかったのです。
そこで、映画用に「ファンデーション」が開発され始めました。
さらに、1930年代にはカラー映画の時代に突入しました。
その時開発されたのが、崩れにくく自然の肌色に映る現在のような「パウダーファンデーション」でした。
そしてそれは、ある映画で使われたのです。
不朽の名作「風と共に去りぬ」。
ヴィヴィアン・リーの美しい肌によって「ファンデーション」は世界中に広まったと言われています。
ヴィヴィアン・リーの美しい肌によって「ファンデーション」は世界中に広まったと言われています。
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