「あじさい」のいくつかある別名の1つは?
ことば検定プラス -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
今日は6月9日、そろそろ見頃を迎えるのが「あじさい」です。
今や各地にあじさい寺があるほど大人気の「あじさい」。
元々は、日本原産の「ガクアジサイ」で、現在の「あじさい」のほとんどはそれを品種改良したものです。
元々は、日本原産の「ガクアジサイ」で、現在の「あじさい」のほとんどはそれを品種改良したものです。
「紫陽花」のこの漢字は、中国・唐の白居易の詩に由来します。
ところが現在は、これは「あじさい」ではないとするのが定説なんです。
"ライラック"ではないかとの説もあるようですが、平安時代の学者が間違えたようです。
そして「あじさい」には、"七変化"などいくつかの別名があるのをご存知でしょうか?
そこで今日は、「あじさい」の別名はどれかという問題です。
そこで今日は、「あじさい」の別名はどれかという問題です。
今日の問題
「あじさい」の別名は?
【選択枝】
■ 紫はしどい
■ よひら
■ 毎日毎日、干物
「ことば検定プラス」本日の解答
■ よひら
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【今日の■のボケは?】
「あじさい」ではなく、「アジ臭い」だそうです。
林修先生の解説
【「あじさい」の別名は?】
「紫はしどい」はライラックの和名
「あじさい」がお寺に植えられていることが多いのは、増やすのが簡単で、手入れが楽などの理由があるようですが、実は今日の問題の別名とも関係があるとされています。
「紫はしどい」は、まず"はしどい"という植物があります。
その語源は不明ですが、花が枝先に集まることから、"端集い(はしつどい)"が変化したとも言われています。
その語源は不明ですが、花が枝先に集まることから、"端集い(はしつどい)"が変化したとも言われています。
「あじさい」とはちょっとイメージが違いますよね。
実はこれ、ライラックの和名なんです。
「よひら」はあじさいの別名
一方、「よひら」は"四葩"と書くのですが、この"葩"には花びらの意味があります。
「あじさい」の花は、真ん中に小さく咲いていて、周りの花びらのように見える部分は"萼(がく)"なのですが、昔は花びらだと思われていました。
日本古来の「ガクアジサイ」にも4枚の花びらがあるように見えます。
ということで、正解は「よひら」です。
ということで、正解は「よひら」です。
そして、"四葩"の四が死に通じるとして、寺に多く植えられたとも言われています。
あじさいの別名一覧
紫陽花の別名は他にもこんなものがあります。
四片・四葩(よひら)
七変化(しちへんげ)
手毬花(てまりばな)
刺繍花(ししゅうばな)
八仙花(はっせんか)
オタクサ
「ことば検定プラス」前回の内容
本日の出題
「お天気検定」
□ ヤグルマギク、雄しべを刺激すると何が起こる?