宮城まり子さんはもともと何をしていた?
「グッド!モーニング」 ニュース検定 -池上彰-
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池上彰 ニュース検定
ニュース検定 今日の問題
宮城まり子さんはもともと何をしていた?
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池上彰さんの解説
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2020さよなら①【宮城まり子さん】
歌手や女優で活躍していた宮城まり子さん
宮城まり子さんは、50年以上前の1968年に"ねむの木学園"を作りました。
日本で初めての、体が不自由な子どもたちのための養護施設です。
そもそも宮城さんはそれまで、歌手や女優として第一線で活躍していました。
ミュージカル女優としても、高い評価を受けていました。
にもかかわらず、30代の絶頂期に、宮城さんは自分のお金だけではなく借金までして、静岡県に学園を作ったのです。
役作りのために、障害のある子供たちの施設を訪れたことがきっかけでした。
そこで宮城さんは、子供たちが学校に行っていないことに、疑問を感じました。
ねむの木学園「ダメな子なんていない」
そして、障害のある子もない子も、教育を受けさせてあげたいと、学園建設に動いたのです。
学園では、美術や音楽、ダンスなど感性を養う教育に力をいれました。
たとえ言葉が不自由でも、絵や音楽などで思いを表現する喜びを教えました。
「駄目な子なんていない」という信念を持っていたのです。
宮城さんは、上皇后さまと40年以上にわたり親交を深めました。
上皇后さまは、2018年私的な旅行で上皇さまと一緒に、ねむの木学園を訪問されました。
東京でも、子どもたちの絵画展があると、足を運ばれました。
上皇后さまは、2018年私的な旅行で上皇さまと一緒に、ねむの木学園を訪問されました。
東京でも、子どもたちの絵画展があると、足を運ばれました。
-宮城まり子さんの話-
(上皇后さまが)子どもの絵について、
小さい時の名前を1人ずつ読んで、
この気持ちは?とか、大変この絵は良いわねとか、
一人一人にお尋ねになってくださって、ありがたかったです。
小さい時の名前を1人ずつ読んで、
この気持ちは?とか、大変この絵は良いわねとか、
一人一人にお尋ねになってくださって、ありがたかったです。
宮城さんが大切にしていた言葉があります。
「やさしくね、やさしくね、やさしいことはつよいのよ」
宮城さんの93年の人生は、多くの人々の共感を呼びました。
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