
「長広舌」誰の姿に由来?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう9月10日は、仙台名物「牛タンの日」です。
戦後に仙台で生まれて、名物として認知されるようになったのは昭和50年代だと言われています。
牛タンは牛の舌の肉ですが、舌がつく言葉で熱いものを食べたり飲んだりできないことを「猫舌」と言います。
この言葉、江戸時代から使われていた言葉です。
また長々と喋り続けることを、長く広い舌と書いて「長広舌をふるう」という言葉があります。
今日はこの「長広舌」は誰の姿に由来するかという問題です。
「長広舌」誰の姿に由来?
青 -妖怪
赤 -仏
緑 -違うそうじゃない
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ことば検定 答え
赤 -仏
<今日の緑のボケ> 「ちょうこうぜつ」ではなく「ちゃう こうです」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「舌」が付く言葉には、こんな言葉もあります。
「二枚舌」は、矛盾したことを言うこと、嘘を言うことを指します。
「舌先三寸その」は、口先だけで心がこもらない言葉という意味です。
これはよく「口先三寸」と言ってているのを聞きますが「舌先三寸」が正しいです。
共通するのは、悪いイメージです。
問題の「長広舌(ちょうこうぜつ)」も、「長広舌をふるう」と長々と喋りたてることを批判的に使うことが多い言葉です。
この言葉の由来となった「舌」は、広くて長く しかも柔らかいために、その顔を覆うことができたといいます。
伸ばすと髪の際や耳にまで達するといわれるその持ち主は仏です。
これ、実は恐ろしい姿というわけではありません。
仏の説く言葉が広く響く渡ることを、広く長い舌の姿で表しているのです。
元々は、広いが先の「広長舌(こうちょうぜつ)」と言っていて、とうとうと説く巧みな弁舌 雄弁と、決して悪い意味ではなかったのです。
これがなぜか順番が変わって「長広舌」は、長い弁舌を批判的にとらえた言葉になってしまったのです。
前回の問題

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