「田んぼ」の「んぼ」、元々の意味は? 【ことば検定スマート】
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「田んぼ」の「んぼ」、元々の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょうは9月28日、今週は「米」に関連したお話をしています。
きょうは大変縁起の良い日で「一粒万倍日」です。
"一粒の種もみが万倍となって実ること"に由来して、ビジネスや結婚など何かを始めるのに良い日で、大きな成果が期待できる日とされています。
一方、「一粒万倍日」に借金など人にものを借りるのはあまり良くないとされています。
そして、一万倍の米が実るのは「田んぼ」ということで、今日は「田んぼ」の「んぼ」の元々の意味は何かという問題です。

 

「田んぼ」の「んぼ」、元々の意味は?

   -表面
   -土
   -アルゼンチン

 

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ことば検定 答え

   -表面

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「ば行」と「ま行」の発音
寂しい」という字、「さびしい」とともに「さみしい」とも読みますよね。
でも「さびしい」という方が本来の読みで、「源氏物語」にも登場するほどの古い言葉です。
一方の「さみしい」は、江戸時代以降に使われるようになったといわれています。
ば行の「ばびぶべぼ」とま行の「まみむめも」は発音の仕方が似ているとは思いませんか。
そのことが理由かどうかははっきりしませんが、 実は日本語では、「ば行」と「ま行」が入れ替わることが度々起きているようです。
「田んぼ」は「田面」が変化したもの
他にも、元々「けぶり(煙)」だったものが、今では「けむり(煙)」と言います。
「んぼ」は、それらの逆で「ま行」が「ば行」に変化したものとされています。
元々は、「田面」と書いて「たのも」あるいは「たおも」、それが変化して「田んぼ」になったと考えられています。
つまり、「も」が「ぼ」になったというのが有力です。
「田んぼ」とは、元々は "田の表面"のことで、その後、"田の土地" そのものを表すようになったと言われています。

 

前回の問題

 

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