
「ねびととのう」の"ねび"の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう5月28日は、日付の語呂合わせで「骨盤の日」です。
骨盤のバランスを整えようと整体を運営する会社が制定しました。
骨盤によくないと言われるのが、足を組むことやバッグを持つ手がいつも同じことなどです。
体の調子を整えて健康に暮らしたいものですが、こういう時の「ととのう」は漢字で「整う」と書きます。
そんな「ととのう」が入った「ねびととのう」という言葉がありますが、この「ねび」はどんな意味の言葉でしょうか?
「ねびととのう」の"ねび"の意味は?
青 -一周回る
赤 -おとなびる
緑 -深谷で収穫記念
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ことば検定 答え
赤 -おとなびる
<今日の緑のボケ> 「ねびととのう」ではなく「ネギと撮ろう」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「ねびととのう」と同じ「ねび」は、「ねびまさる」「ねびゆく」という言葉にも使われています。
元の動詞「ねぶ」が変化したのが「ねび」です。
この「ねぶ」の現代語訳が今日の答えになります。
では、実際の文書でどう使われているか、平家物語で確認します。
平家が滅亡した最後の場所 壇ノ浦で、船で海に出た安徳天皇が波の下にも都があると言われ海に消えるという場面で、安徳天皇の様子描写するのに使われています。
ー今年は八歳にならせたまへども 御年のほどよりはるかに ねびさせたまひて
「ねびさせたまひて」は、実際のお歳よりはるかにおとなびてらっしゃってという意味です。
「ねび」は"歳をとる・おとなびる"という意味があり、「ねびととのう」は大人びて容姿が整う、「ねびまさる」は年齢より大人びて見える、「ねびゆく」は次第に成長していくという意味で使われています。
前回の問題

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