「大は小を兼ねる」の由来は?【ことば検定スマート】
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「大は小を兼ねる」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう3月12日は、日付の語呂合わせで「サイズの日」です。
衣料品メーカーのワコールが制定しました。
洋服のSMLのサイズは国ごとに規格が異なっていて、日本ではJISマークでおなじみの日本産業規格のサイズが基準となっています。
これとは違い、国際基準のサイズもあります。
国際基準のM サイズが日本基準のLサイズに相当するなど、全体的に国際基準のサイズの方が大きくなっています。

そんなサイズにちなんで「大は小を兼ねる」という言葉の由来は何かという問題です。

 

「大は小を兼ねる」の由来は?

   -国を大きく
   -独占禁止
   -恐竜が売りに出る

 

「ことば検定」の解答を速報しています
お気に入りにしていただけると嬉しいです

 

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ことば検定 答え

   -独占禁止

 

 

<今日の緑のボケ>
「だいはしょうをかねる」ではなく「ダイナソーを買える」

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「大は小を兼ねる」は古代中国の本が由来で、"孔子曰く"で始まる部分に載っています。
「孔子曰く 君主は理を尽くさずして 以て民に遺す」(春秋繁露)
"君子は利益を独占しないで民衆のために残す"という意味です。

これを解説するという形で、こんな風に出てきます。
「大を有する者にして 又 小を兼ぬる者は 天も之れを足らしむる能はず」(春秋繁露)
"大を得ながら、また小を兼ねとる者は天も彼を満足させることはできない"。
簡単に言えば、大を得ながら小も兼ねて持ってはいけないと言っているのです。

一方で、我々が普段使っていることわざの「大は小を兼ねる」の意味は、大きいものがあれば小さいものの代用品になるという意味で使われています。
ということは、先ほどの由来となっている本の教えと、割れれが使っている意味とずれています。
中国語の原文の「有大者又兼小」を見れば、"大を有する者は小も兼ぬ"と訓読することもできます。
大きいものが小さいものの代わりになるというケースは、実生活でよくあります。
こうした背景から、誤って読まれたものが、そのままことわざとして定着してしまったのではないかと見られています。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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