「つかの間」に関係するものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう10月18日は「冷凍食品の日」です。
冷凍の「凍」で10月、そして18は冷凍食品の世界では大変大きな意味を持つ数字です。
それは、マイナス18℃以下というのが冷凍食品の世界共通の管理温度だそうです。
日本の大正時代の初めに冷凍食品事業が始まったのですが、冷凍工場や獲った魚をすぐ冷凍できる冷凍船が作られました。
この冷凍船は、大正12年の関東大震災の後、力を発揮しました。
食糧が不足している東京に鮭を配ったそうです。
今では「つかの間」の休息を得るために、冷凍食品で時短料理をされる方もいます。
今日は今出てきた「つかの間」に関係するものは何かという問題です。
「つかの間」に関係するものは?
青 -指4本分
赤 -つま先からかかと
緑 -まぁ一杯どう?
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ことば検定 答え
青 -指4本分
ことば検定 解説
きょうの解説
「つかの間」の「つか」とは「束」のことです。
漢字では「束の間」と書いて、「つかの間」と読みます。
「束」は、昔は長さを表す単位として使っていた言葉です。
一寸法師の「寸」や、尺度を測るときの「尺」も同じように長さの単位です。
これらは人の体のパーツの長さを基準に決められました。
実は「一寸」と「1インチ」は同じ体のパーツ「親指の幅」を基準にしたことから、だいたい同じ長さ約3㎝です。
また、「一尺」と「1フィート」も約30cmぐらいで大体同じです。
「フィート」は足を基準としています。
「feet(フィート)」は足を意味する「foot(フット)」複数形なので、足のつま先からかかとの長さが由来です。
一方、「一尺」は手を広げた時の親指から中指までの長さ基準とされました。
どちらも時代を経て少し長くなっているので、実際の手の大きさとは合わないように感じます。
そして今日の問題の「つかの間」の「つか」は、"物をつかむ"という時の「つか」と語源が同じで、片手の握りこぶし1つ分、指4本分の幅のことなのです。
前回の問題
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