「人種のるつぼ」の由来は? 【ことば検定スマート】
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「人種のるつぼ」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう7月4日は、アメリカ合衆国の独立記念日です。
1776年に、イギリスから独立しました。

アメリカという名前の由来は、アメリゴ・ベスプッチという人の名前に由来しています。
大航海時代の探検家で、アメリカが新大陸であると発見した人物です。

そしてアメリカといえば、「人種のるつぼ」と呼ばれることがあります。
今日はその「人種のるつぼ」という言葉の由来は何かという問題です。

 

「人種のるつぼ」の由来は?

   -新聞
   -戯曲
   -レアな海のギャング

 

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ことば検定 答え

   -戯曲

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「人種のるつぼ」は、英語で「メルティングポット(melting pot)」といいます。
様々な民族が交じり合い、新たな文化や社会をつくっていくアメリカの様子を、物質が溶け合い混ざり合う「るつぼ」に例えた表現です。

これは、1908年に戯曲によって広がります。
書いたのは、イズレイル・ザングウィルというユダヤ人です。
ユダヤ人の青年が、キリスト教徒のロシア人女性に恋をして、様々な障害を乗り越える様を描いたものでした。
これは「メルティングポット」という戯曲で、アメリカで何度も公演され、当時のセオドア・ルーズベルト大統領も絶賛した作品です。
多様な人種や民族を溶かし融合させて、一つの国へというメッセージが人々の心に届いたようです。
ただその後、逆にこの融合させていう部分が、人種の多様性を否定する表現だと批判されるようになって、最近では「メルティングポット」から、「人種のサラダボウル」へと言い換えられているようです。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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