「心の杉」どんな意味?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日5月28日は、昭和41年に鹿児島県屋久島で縄文杉が発見された日です。
その名の通り、3000年以上前の縄文時代からあるとされています。
縄文杉は成長のスピードが極めてゆっくりだから、こんなに長く生き続けることが出来るんだそうです。
屋久島は雨が多いことで有名ですが、屋久杉の成長が遅い理由は、屋久杉のある山は花崗岩という岩で出来ていて、その土壌には栄養があまりないのです。
栄養が十分行き渡らないで、ゆっくりゆっくり成長した結果、ここまで樹齢が延びていると言われています。
今日はそんな「杉」がつく言葉から、「心の杉」とはどんな意味かという問題です。
「心の杉」どんな意味?
青 -とげとげしい
赤 -正直
緑 -油断する明智探偵
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ことば検定 答え
赤 -正直
ことば検定 解説
きょうの解説
杉は日本の特産で、杉を使った丸木舟は縄文時代から作られていました。
そして、正倉院の蔵はヒノキで作られて、中の宝物は杉の箱で保存されていました。
ヒノキは雨風に強く、杉は湿度や温度を調整できるという木の特性を見抜いて、そんな風に使い分けをしていたのかもしれません。
こんな風に古くから利用されてきた杉ですが、語源はいくつか説があるものの、杉の木の形が関係しているようです。
杉の形はまっ直ぐで、その「まっ直ぐ」が語源ではないかと言われています。
「直ぎ」と書いて「すぎ」です。
この「直ぎ」でまあ「杉」という木にも当てられたのではないかとされています。
そして今日の問題の「心の杉」という言葉も、その「まっ直ぐ」に成長する特徴を前提とした意味です。
「心の杉」は、正直な心、誠実な心を指す言葉です。
前回の問題
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