火消しは「さすまた」をどう使っていた? 【ことば検定スマート】
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火消しは「さすまた」をどう使っていた?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

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ことば検定 問題 

 

きょう1月18日は、江戸時代に明暦の大火が起きた日です。
江戸の都市部の大半を焼き尽くす火事でした。

しばしば火事に見舞われた江戸では、火消しの中に親分肌で有名な 新門辰五郎という人物がいました。
部下を2000人とも3000人とも言われるほど、大変多く抱えていました。

一時期、他の火消しとのけんかで牢に入れられたこともあったのですが、彼は牢の中でも火事を消す活躍しました。
他の囚人を指揮して、消火活動をしたのです。

そんな江戸時代の火消しは「さすまた」が仕事道具だったのですが、それをどう使っていたかというのが今日の問題です。

 

火消しは「さすまた」をどう使っていた?

   -火事場泥棒を捕獲
   -家を壊す
   -もう一局お願い!

 

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ことば検定 答え

   -家を壊す

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「さすまた」は、今だと学校などの施設で不審者対策として置いてありますよ。
江戸時代にも、犯罪者を捕まえる三道具の一つが「さすまた」でした。

そんな「さすまた」を、火事の現場でどう使っていたんでしょうか?
火消しは、まず火を消さなければなりません。
今だと消防はホースで水をかけて火を消しますが、江戸時代にはポンプはあることはあったのですが、手押しでパワーも弱かったようです。

そこで火を消すのではなく、火が広がらないようにするのが火消しの仕事だったのです。
燃えるものがなければ、火はおさまります。
ただ、家が密集しているとすぐに火が広がってしまうので、「さすまた」を使って家を壊して空き地を作り、広がりを防いでいたのです。

そして消防署の地図記号は、「さすまた」の形です。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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