次のうち「マスコミ発」の言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日は1月15日、150年前の明治7年に警視庁が創設された日です。
今の東京駅の近くに、江戸時代まで津山藩の屋敷があって、その屋敷の一部改修して庁舎としていました。
今の警視庁は霞ヶ関にあり、その地名から「桜田門」という別名で呼ばれることもあります。
そして、ドラマでは「ガサ入れ」という言葉がよく出てきます。
「ガサ入れ」の「ガサ」は「さがす」をひっくり返して語尾を省略した言葉で、警察で使われた隠語です。
一方、事件を知らせるマスコミの作った言葉が、広く知られるようになった例もあります。
そこで、今日は「マスコミ発」の言葉は次のうちどれかの問題です。
次のうち「マスコミ発」の言葉は?
青 -デカ
赤 -容疑者
緑 -クイズに間違うと
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ことば検定 答え
赤 -容疑者
ことば検定 解説
きょうの解説
「デカ」とは、刑事のことです。
由来は、明治時代の刑事の服装にあります。
「角袖(かくそで)」という和装のコートを羽織っていることが多かったのです。
「角袖(かくそで)」の最初と最後の文字を逆から「デカ」と読みました。
これは、仲間に刑事が近くにいることを知らせる言葉で、窃盗犯などが仲間同士で使う言葉でした。
「容疑者」は、法律だと容疑者ではなく、別の言葉の「被疑者」を使います。
被害にあった方は「被害者」と言います。
なぜマスコミは「容疑者」という言葉を使ったのか?
「被疑者」と「被害者」は、音も漢字も似ていることから、万が一聞き間違ってしまったら大変です。
そういうことが起きないようにマスコミが「被疑者」を「容疑者」と変えて使うようになったのです。
前回の問題
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