命名に「仏教学者」が関係しているのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
クイズが出題されたら、Googleなどの検索エンジンで「見聞録 クイズの文章を入力」で検索すると、ここが見つかることが多いですよ。
ぜひやってみてください。
ことば検定 問題
10月5日は禅宗の開祖「達磨大師の命日」のです。
達磨大師の座禅の姿を形にしたものと言えば「だるま」です。
壁に向かって、9年も座禅をしたという伝説が残っています。
インドで生まれた達磨大師の「だるま」という名前は、古代インドのサンスクリット語で"法"を意味します。
サンスクリット語は仏教の経典に使われた言葉で、日本に仏教が伝わるに伴い、多くの言葉が日本語に取り入れられました。
例えば「我慢」という言葉もその一つです。
「我慢」の今の意味は"耐え忍ぶ "という意味ですが、仏教の言葉では「我慢」は「七慢」という七つの慢心の一つです。
「我慢」の「我」は、"私"という意味ですが、「我慢」は自分を高めて人を落とす、つまり「うぬぼれ」を指す言葉だったのです。
元々そんなにいい意味の言葉ではなかったというわけです。
今日は、仏教にちなんで、次のうち「仏教学者」が名付けに関係したのはどれかという問題です。
命名に「仏教学者」が関係しているのは?
青 -ラムネ
赤 -カルピス
緑 -無愛想が破顔
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ことば検定 答え
赤 -カルピス
ことば検定 解説
きょうの解説
ラムネは、幕末に日本へやってきたと言われています。
カルピスは、日本生まれで大正時代に出来ました。
ラムネが日本に伝わったのは、黒船でやってきたのが最初だったと言われています。
ラムネは、レモネードがなまった言葉だと言われています。
一方、カルピスの「カル」はカルシウムを指します。
そして、「ビス」はサンスクリット語で"最上の味" を意味する「サルピス」からとりました。
サンスクリット語は、仏教の経典に使われていました。
「カルピス」を開発し名づけたのは、大阪のお寺に生まれ、仏教大学を卒業した三島海雲です。
そんな三島さんに名付けの助言をしたのが、「仏教学者」だったのです。
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