「エコロジー」の語源は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今週は、テレビ朝日の「未来をここからプロジェクト」の一環で、SDGsがテーマです。
今日はSDGsがテーマの初日です。
SDGsは、2030年を達成期限として17の目標が設定されています。
国際的な研究組織が国ごとの達成度をランキングしているんですが、日本は166か国中21位です。
教育や産業といった項目については、達成済みとお墨付きを得られましたが、深刻な課題であると指摘されたのがこの5項目でした。
- 5 ジェンダー平等を実現しよう
- 12 つくる責任 つかう責任
- 13 気候変動に具体的な対策を
- 14 海の豊かさを守ろう
- 15 陸の豊かさも守ろう
目に付くのは環境保護に関する項目です。
こうした問題を話す時、「エコ」とか「エコロジー」という言葉が使われます。
というわけで、今日は「エコロジー」の語源は何かという問題です。
「エコロジー」の語源は?
青 -家
赤 -生き物
緑 -辞め時ですな
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ことば検定 答え
青 -家
ことば検定 解説
きょうの解説
エコマークは、1989年から始まった日本独自のマークです。
デザインは公募で選ばれ、今では5000以上の商品にこのマークが付いてるそうです。
「エコ」という言葉が、広辞苑に載ったのは2008年です。
エコマークなどの浸透に伴って、「エコ」という言葉も広まったのでしょう。
"環境に配慮すること"と載っています。
「エコロジー」は英語ですが、もともとはドイツ語でドイツの学者ヘッケルが生んだ造語です。
ヘッケルは生物学者ですが、"生き物とその周りの環境を研究する科学"を指す言葉として、「Ökologie」という言葉を作りました。
この言葉は、ギリシャ語で住まいや家を意味する「オイコス(oikos)」と、学問を意味する「ロゴス(logos)」を組み合わせて作った言葉で、これを英語にしたのが「エコロジー」なのです。
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