1951年「バスケットシューズ」開発のきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今、日本で行われているバスケットボールのワールドカップ。
日本、フィリピン、インドネシア3カ国で共催されています。
9月2日にはテレビ朝日で日本戦の中継を予定しています。
ちなみに、テレ朝バスケには公式キャラクター「バッシュくん」があります。
バスケットボールでは通称「バッシュ」と呼ばれる専用の靴を履いてプレーします。
1917年にバスケの発祥国であるアメリカで生まれ、日本では1950年に本格的なバスケットシューズが作られるようになりました。
そこで今日は、1951年に日本で発売されたバスケットシューズの開発の参考になったものは何かという問題です。
1951年「バスケットシューズ」開発のきっかけは?
青 -ハチの巣
赤 -タコの足
緑 -乗合車いつも遅い
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ことば検定 答え
赤 -タコの足
ことば検定 解説
きょうの解説
1950年に日本で初めて本格的なバスケットシューズを開発したのは、アシックスの創業者である鬼塚喜八郎さんです。
鬼塚さんの名前は、今では靴のブランド名「オニツカタイガー」として知られています。
当時は、鬼塚株式会社と言って。鬼塚さんが最初に作った靴がバスケットシューズだったのです。
当時のシューズは、今見てもカッコイイのですが、ある問題点を指摘する声があがったのです。
それは、バスケでは選手が一番気になるかもしれない滑りやすいという問題でした。
バスケットボールでは攻守の切り替わりが早く、ストップ・ターン・ダッシュと急停止と急発進の動きが多いです。
そこで、鬼塚さんは改良を試みました。
ヒントになったのは、ある日の夕食でした。
夕食にタコの酢の物が出たそうです。
タコの足の吸盤を見て、吸盤のように靴底のくぼみを深くすれば、グリップ力が上がるのではと改良を思いついたそうです。
こうして出来たのが、吸着盤型バスケットボールシューズ。
この靴は、発売から数年で国内シェア50%を獲得するほどの人気になったそうです。
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