「ハッピー」の語源は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう5月29日は、「5(こ)う29(ふく)」の語呂合わせで「幸福の日」です。
世界中の人々が、幸せで平穏に暮らせることを祈り制定されました。
その幸せという言葉の語源は、「しあわす」だとされています。
「し」とは動詞「する」の連用形、それに「合わせる」を組み合わせた言葉で、広辞苑で「しあわせ」を調べると、「合わせる」という字を使った3つめの意味「幸福」に案内されます。
今は、「しあわせ」は、この3つ目の意味に書いてある「幸福、好運」のように良い意味で使うことがほとんどです。
しかし、元々は"巡り合わせ"という意味で、良い意味とは限らず、悪い意味でも使われていました。
「幸せ」は英語で「ハッピー」と言いますが、その「ハッピー」の語源は何かという問題です。
「ハッピー」の語源は?
青 -偶然
赤 -健康
緑 -橋本君の体面
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ことば検定 答え
青 -偶然
ことば検定 解説
きょうの解説
「happy(ハッピー)」と語源が同じ言葉
幸せや幸運を意味する「happy(ハッピー)」は、語源が同じ言葉がいくつかあります。
「happening」(予想外の出来事)
「perhaps」(たぶん、おそらく)
これらに共通する部分「hap」が語源です。
「hap」の意味「偶然」
「happy(ハッピー)」は、「hap」に最後に「y」がついた言葉です。
この「y」は「~の」とか「~のような」という意味なので、「hap」の意味「偶然」が今日の答えになります。
「happy(ハッピー)」は、元々「幸運な」という意味でした。
運に恵まれるという偶然の感じがします。
そこから、現在のような「幸福な」という意味も強くなったのです。
「happening(ハプニング)」も、偶然に起こる予想外の出来事ですよね。
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