「ワープロ」のプロと同じ由来のものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは4月28日、明日29日は「昭和の日」です。
昭和の時代を振り返り、日本の将来について考える日ということです。
最近、昭和レトロいうのが流行っています。
西武園ゆうえんちでは、今ではあまり見かけないような八百屋さんのたたき売りの体験ができて、熱気とか人情味がキーワードなんだそうです。
さらに昭和の話ですが、昭和のオフィスで使用されたのが、「ワープロ」です。
それにはデスクがくっついていて、さらに机の右奥部分にはプリンターもついていました。
ただ印刷が遅くて、印刷時間をちゃんと見て時間管理をしておかないといけませんでした。
古い機器だと1行ずつ打っていましたが、これが3行一度に印刷するようになって「なんて早いんだ」と感動したくらいです。
それを「産業革命」ならぬ「3行革命」と呼んだんです。
今日は「ワープロ」のプロと由来が同じプロはどれかという問題です。
「ワープロ」のプロと同じ由来のものは?
青 -プロット
赤 -プロセスチーズ
緑 -すごい日焼けね
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ことば検定 答え
赤 -プロセスチーズ
ことば検定 解説
きょうの解説
「ワープロ」の正式名称
「ワープロ」の正式名称は「ワードプロセッサー(Word Processor)」です。
「ワード」は"言葉"で、「プロセッサー」はコンピュータが動くための"処理装置"という意味です。
ですから、文字通りのことばです。
同じ単語を使った言葉には、「フードプロセッサー(Food Processor)」というものがあります。
これは"食べ物を細かく切る"もので、この「プロセッサー」は"調理器具"と訳した方が正しいです。
「プロセスチーズ」とは
「プロセスチーズ」とは、"加工チーズ"のことです。
「プロセス」の「プロ」は"前に"という意味で、「セス」は"進める"という意味ですから、「プロセス」は"処理する"や"加工する"という意味になります。
そして「プロセス」から派生した言葉が、「プロセッサー」なのです。
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