「メロドラマ」言葉の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは3月27日、今年で61回目となる「世界演劇の日」です。
「演劇」のことを「芝居」とも言いますが、なぜ「芝」という字がつくかご存知ですか。
見物席が「芝」だったことからです。
「芝居」は、元々 寺の境内の芝生のことを指す言葉だったのですが、鎌倉・室町時代に寺の境内で、猿神楽の芸能が行われたことから、芝生の見物席を意味することになりました。
そんな演劇のジャンルは様々ですが、今日は「メロドラマ」という言葉の由来は何かという問題です。
「メロドラマ」言葉の由来は?
青 -めろめろ
赤 -音楽
緑 -暗記じゃ厳しいやん
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ことば検定 答え
赤 -音楽
ことば検定 解説
きょうの解説
「めろめろ」とは
「めろめろ」とは、広辞苑には1番目の意味に「泣くさま。めそめそ」、2番目に「物事におぼれて本来の正常な精神活動が行われなかったり、腰くだけになったりするさま」とあります。
「メロドラマ」とは
「メロドラマ」と言えば、登場人物が恋に溺れて、2番目の意味のような状態になっているドラマを想像するかもしれないですが、実は「メロドラマ」という言葉は英語です。
「メロドラマ」の「メロ」とは「メロディー」つまり音楽のことです。
18世紀後半にフランスで生まれた音楽とセリフで構成されたセンチメンタルな大衆演劇のことをメロディーとドラマを組み合わせた「メロドラマ」と呼んだそうです。
その後、音楽のあるなしに関わらず、感傷的内容の作品を指すようになりました。
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