「チャイム」の音 学校に初めて採用したのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは3月16日、そろそろ卒業シーズンです。
学校の思い出として、授業の始まりや終わりを知らせる「チャイム」があります。
ほとんどの人は「キーンコーンカーンコーン」を聞いて学校生活を送ったのではないでしょうか。
そういうわけで、今日は「キーンコーンカーンコーン」のチャイムの音を、日本で学校で初めて採用したのは誰かという問題です。
「チャイム」の音 学校に初めて採用したのは?
青 -国語の先生
赤 -近所の大工
緑 -インド 茶 売り切れ
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ことば検定 答え
青 -国語の先生
ことば検定 解説
きょうの解説
明治から大正時代は鐘やベルを使用
明治から大正時代は、何を使って授業開始を知らせていたと思いますか?
多くは鐘やベルを「カーンカーン」と鳴らしていたようです。
ただ、この音については、第二次世界大戦後に生徒たちから「変えてほしい」という声が上がったんだそうです。
なぜかというと、戦時中を思い出してしまうからで、空襲警報をイメージしたのかもしれないですね。
中学の国語の先生が「チャイム」を採用
そこで、昭和30年ごろ東京・大田区の中学校が採用したのが、今の「キーンコーンカーンコーン」というチャイムの音でした。
その音は、イギリスの国会議事堂にある時計塔ビッグベンの音を真似て作ったそうです。
当時、中学の国語の先生が、テレビかラジオで聞いたビッグベンの鐘の音をヒントに、日本で初めてこの音を「チャイム」にしたそうです。
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