「オイル」の由来は? 【ことば検定スマート】
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「オイル」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょう8月23日は「油の日」です。
平安時代、貞観元年(859年)8月23日に、油の神様「離宮八幡宮」が九州から京へ遷宮したことに由来します。
「あぶら」の漢字は、「油」と「脂」の二つが使われます。
例えば、植物のカカオによるカカオバターは「カカオ脂」で「脂」という字を使います。

その違いは、常温で液体のものが「油」、常温で固体のものが「脂」というのが、一般的な使い分けです。

英語だと、「油」は"oil"、「脂」は"fat"となります。

今日は、その「オイル」とは何に由来する言葉かという問題です。

 

「オイル」の由来は?

   -化石
   -オリーブ
   -大柴さんをコール

 

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ことば検定 答え

   -オリーブ

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「キリスト」の語源
キリスト教では、「聖油」といって、カトリック教会では、洗礼などの儀式に使われますよね。

では、「キリスト」の語源って何でしょうか?
ギリシャ語で「キリスト」というのは、"救世主"という意味です。
そして、さらに元々は "油を注がれた者" という意味があるそうです。
当時は、王様をはじめ指導的な立場の人には、油を塗る習慣がありました。
「キリスト」とは、元々油を塗られることで、聖なる存在となったものということです。
「オイル」の語源
「オイル」の語源も、ギリシャ語です。
世界のオリーブオイル生産大国は、スペイン・イタリア・ギリシャといった地中海沿岸の国々ですよね。

「オイル=
オリーブオイル」だったのです。
ギリシャ語で、オリーブを「エイレアー(elaia)」、オリーブオイルを「エイレオン(elaion)」と言ったそうです。
その「エイレオン(elaion)」が、ラテン語を経て古いフランス語の「ウエル(oile)」、さらに英語で「オイル(oil)」になったということです。

 

 

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