「潮時」本来の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう7月18日は「海の日」です。
「海の記念日」を制定している国というのはたくさんありますが、国交省によると「海の日」という国民の祝日があるのは、どうやら日本だけのようです。
潮の満ち引き潮の原因は引力です。
特に、月の引力で海の水が引っ張られるなどして、生じています。
特に、月の引力で海の水が引っ張られるなどして、生じています。
そんなわけで、今出てきた「潮」を使った言葉から、「潮時」の本来の意味は何かという問題です。
「潮時」本来の意味は?
青 -終わりの時期
赤 -ちょうどいい時期
緑 -邪魔だと怒られた
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ことば検定 答え
赤 -ちょうどいい時期
ことば検定 解説
きょうの解説
「潮」と「汐」の違い
「潮」は一般的には、この「潮」という字を使いますが、「汐」という字を使うときもあります。
この二つの字の違いはわかりますか?
よく見たら、「朝」と「夕」の違いです。
よく見たら、「朝」と「夕」の違いです。
「潮」は "朝満ちる潮"のこと、そして「汐」は "夕方満ちる潮"を表しています。
「潮時」元々の意味
そして今日の問題ですが、一般的には「終わりの時期」という意味だと思っている人が多いです。
しかし、「潮時」とは元々"潮が満ち引きするとき"という意味です。
さらに、安全のためにかつては潮の一番良いときを見計らって船を出していたので、あることをするための「ちょうど良いとき」を「潮時」というようになりました。
終わりだけを指す言葉ではなく、今日の正解は「ちょうどよい時期」です。
終わりだけを指す言葉ではなく、今日の正解は「ちょうどよい時期」です。
しおどき【潮時】 -広辞苑から-
ある事をするための、ちょうどよい時期。好機。時機。
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