日本で「母の日」が広まったきっかけは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今日は5月6日、あさって日曜日は「母の日」です。
5月の第2日曜日を「母の日」とするのは、アメリカで始まったものですが、100年以上前、母親を亡くしたアンナ・ジャービスさんという女性が、亡き母を偲んで、母親が好きだった白いカーネーションを5月に教会で配ったのがきっかけだといわれています。
アメリカでは、1914(大正3)年に5月の第2日曜日を正式に「母の日」に制定しました。
最初は日本では認知度は低かったようですが、あることをきっかけにだんだん広まったようです。
そこで今日は、日本で「母の日」が広まったきっかけは何かという問題です。
きょうの問題
日本で「母の日」が広まったきっかけは?
青 -菓子会社の宣伝活動
赤 -アメリカ映画
緑 -転んで口の中が大変
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -菓子会社の宣伝活動
【本日の 緑 のボケは?】
「母の日」ではなく「歯がポキッ」というボケでした
きょうの解説
【日本で「母の日」が広まったきっかけは?】
「母の日」のカーネーション
「母の日」のカーネーションは、赤色がいいとされています。
アンナ・ジャービスさんが配ったカーネーションが白だったことから、亡くなった母には白を、健在の母には赤を贈るのが定番となったと言われています。
アンナ・ジャービスさんが配ったカーネーションが白だったことから、亡くなった母には白を、健在の母には赤を贈るのが定番となったと言われています。
この習慣は、日本ではキリスト教の教会を中心に、大正時代の初め頃から行われるようになったみたいです。
ただし、当時はまだまだ一般の人には知られていませんでした。
ただし、当時はまだまだ一般の人には知られていませんでした。
「母の日」が広まったきっかけ
しかし、昭和12年5月当時の豊島園で「ありがとうお母さん母の日」と題したイベントに、なんと20万人ものお母さんが招待されました。
このイベントにお母さんたちを招待したのは「森永製菓」でした。
このイベントにお母さんたちを招待したのは「森永製菓」でした。
エンゼルマークで知られる森永の創業者・森永太一郎氏は、キリスト教徒だったそうです。
そこで、教会で行われていたお母さんに感謝する運動を広めようと、全国展開したのです。
そして、これが「母の日」の広まるきっかけとなりました。
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