「星に由来」する言葉は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは、4月11日ですが、明日12日は、「世界宇宙飛行の日」です。
1961年4月12日、ソ連の宇宙飛行士ガガーリンが、人類初めて宇宙に行きました。
ボストーク1号で、1時間48分かけて地球を一周しました。
ガガーリンの有名な言葉は「地球は青かった」です。
当時の新聞には、「地球は青色」の見出しとともに、「空はとっても暗かったが、地球は青みがかって見えた」と語ったとあります。
当時の新聞には、「地球は青色」の見出しとともに、「空はとっても暗かったが、地球は青みがかって見えた」と語ったとあります。
そして、人類は太古の昔から空を見上げ、星に想いをはせてきました。
そこで、今日は星に由来する言葉は、どれかという問題です。
きょうの問題
「星に由来」する言葉は?
青 -天狗
赤 -ぴかいち
緑 -試験で弁当にアジ
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きょうの答え
青 -天狗
【本日の 緑 のボケは?】
「星に由来」ではなく「模試にフライ」というボケでした
きょうの解説
【「星に由来」する言葉は?】
「ぴかいち」花札の手役
「ぴかいち」を漢字では「光一」と書きます。
この言葉は、元々花札の手役のことで、星には関係ありません。
「天狗」天駆ける狗のこと
一方、「天狗」ですが、「狗」は訓読みで"いぬ"と読みます。
ですから、"天のいぬ"が「天狗」なのです。
実は、これは「流れ星」のことです。
「天狗」は、紀元前の中国で生まれた言葉で、古代中国ではすい星や流れ星は不吉なものと考えられていたのです。
天にいる「狗」の怪物が走った、「天」駆ける「狗」と考えて、「天狗」と呼んだとされています。
ところがその後、日本では流れ星との関係が薄れて、「天狗」は山に住む妖怪だと考えられるようになりました。
一般的な「天狗」の鼻が長くて翼があって空を飛ぶというイメージは、江戸時代頃に定着したのではないかとを考えられています。
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