かつて「夏季オリンピックの競技」だったのは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょう2月4日から北京オリンピックが開幕します。
冬の大会では史上最多の109種目が行われます。
前回の平昌大会では、日本は金4個銀5個銅4個の13個のメダルを獲得しました。
これは長野大会を抜いて、最も多いメダル獲得数でした。
そして今大会も、メダルラッシュに期待が高まります。
今大会は、史上初の一つの都市で夏と冬のオリンピックが開催されることになります。
夏と冬のオリンピックでは、競技が全然違います。
ところが、冬の競技の中には、かつて夏に行われたものがあります。
それはどの種目でしょうか?
きょうの問題
かつて「夏季オリンピックの競技」だったのは?
青 -フィギュアスケート
赤 -スキージャンプ
緑 -驚くほど大きなフラッペ
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -フィギュアスケート
【本日の 緑 のボケは?】
「夏季オリンピックの競技」ではなく「かき氷ビッグの脅威」というボケでした
きょうの解説
【夏季オリンピックで行われた冬の競技は?】
冬季オリンピックが始まったのは
近代オリンピックの始まりは、1896年のアテネ大会です。
冬季オリンピックが始まったのは、第1回アテネ大会から28年経った1924年です。
もちろん、それ以前からウィンタースポーツはありました。
1901年には、北欧競技会という国際大会も行われました。
夏の大会だったフィギュアスケート
そんな中、1908年のロンドン大会で、冬の競技が採用されました。
当時ロンドンには、ヨーロッパ初の屋内人工リンクがありました。
今では当たり前ですが、当時は非常に珍しいものでした。
そして、そんな初採用された競技で、男子シングルの金メダリストとなったのがサルコウ選手。
フィギュアのサルコウジャンプを初めて成功させた選手です。
フィギュアのサルコウジャンプを初めて成功させた選手です。
実は、フィギュアスケートは最初、夏の大会で行われました。
さらに、第一次大戦後の1920年にもフィギュアはアイスホッケーとともに採用され、それが4年後の冬のオリンピック初開催へと繋がっていきました。
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