日本の化粧の始まりで「重要な色」は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょう1月25日は「美容記念日」です。
バブルの全盛期の頃は、眉毛が太くて、真っ赤な口紅が流行っていました。
そういえば90年代後半には、ヤマンバメイクというのもありました。
そういえば90年代後半には、ヤマンバメイクというのもありました。
ヤマンバが美しいかどうかはともかく、メイクの目的は、美しさやおしゃれのためですよね。
しかし、日本で化粧が行われるようになった当初は、全く違う目的があったようです。
そして、その化粧ではある色が重要だったと言われています。
そして、その化粧ではある色が重要だったと言われています。
では、その重要な色は何でしょうか?
きょうの問題
日本の化粧の始まりで「重要な色」は?
青 -白
赤 -赤
緑 -散らかった部屋
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きょうの答え
赤 -赤
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「じゅうようないろ(重要な色)」ではなく「しゅうのうないの(収納ないの)」というボケでした
きょうの解説
【日本の化粧の始まりで「重要な色」は?】
おしゃれのために化粧は6世紀頃から
日本人が、おしゃれのために化粧をし始めたのは、6世紀ごろではないかと言われています。
仏教伝来とともに、大陸の"最先端のメイク法"が伝わったとされています。
奈良時代中期に描かれたとみられ「鳥毛立女屏風」を見てみると、今とはだいぶメイクが違います。
口紅が鮮やかですが、それを際立たせているのが白い肌です。
当時の宮廷女性たちの最大の関心時は、いかに肌を白く美しく見せるかだったとされています。
化粧は古墳時代にすでにあった
しかし、化粧のルーツはもっと前、少なくとも古墳時代には既に化粧があったようです。
当時の埴輪の女子像を見ると、埴輪の顔が赤く塗られています。
3世紀頃の様子がわかる「魏志倭人伝」には「朱丹(赤色)を以て其の身体に塗る」とあり、当時の人が顔や体を赤くしていたと記録されています。
太陽や血の色である赤は、生命力の象徴とされ、魔よけの力があると考えられていたようです。
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