「寒さでできた」食べ物は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは1月19日、明日は1年で最も寒いとされる「大寒」です。
そんな寒さだからこそ、美味しくなるものってたくさんありますよね。
「小寒」から「立春」の前日までのことを、「寒の内」といいます。
この「寒の内」の水は「寒の水」といって、古来重宝されてきました。
昔は井戸水でしたから、冷たい「寒の水」には雑菌が少ないとされて、お酒やお味噌の仕込みに適していると考えられたのです。
他にも、寒さを利用して作られた食べ物もあります。
そこで、寒さを利用した食べ物はどれかという問題です。
そこで、寒さを利用した食べ物はどれかという問題です。
きょうの問題
「寒さでできた」食べ物は?
青 -高野豆腐
赤 -甘露煮
緑 -メキシコ料理お待たせ
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きょうの答え
青 -高野豆腐
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あんみつやおしるこに入れる白玉の原料は白玉粉です。
その白玉粉は、元々もち米を水でさらした後、粉にして乾燥させたものです。
それを、昔は「寒の水」でさらしたことから、「寒ざらし粉」とも呼ばれています。
これも、寒さが生み出した食品と言っていいですよね。
寒さが生み出した食品「高野豆腐」
「高野豆腐」の「高野」は高野山のことです。
高野山には、弘法大師(空海)が開いた有名なお寺「総本山金剛峯寺」があります。
「高野豆腐」は、弘法大師が中国から持ち帰ったとする説と、高野山で偶然生まれたという説があります。
いずれにしても、冬に外にお供えしていた豆腐が朝には凍ってしまって、解凍して食べたら、意外と美味しかったことから生まれたといわれています。
ですから、本来は「凍り豆腐」という名前なのです。
これも冬の寒さがもたらしてくれた食べ物です。
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