江戸時代、握りずしの特徴は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは、江戸の握りずしの話です。
江戸時代の握りずしで、最も値段が高かったのは、「いか」「トロ」「タマゴ」のうちでどれだと思いますか?
江戸っ子は、脂を嫌ったので、トロは食べなかったそうです。
赤身だけを食べて、トロは食べなかったと言われています。
赤身だけを食べて、トロは食べなかったと言われています。
最も値段が高かったのは「タマゴ」なんです。
当時の卵は、高級品だったと言われています。
当時と今の違いは、まだまだあるのですが、その中で、江戸時代の握りずしの特徴は何でしょうか。
きょうの問題
江戸時代、握りずしの特徴は?
青 -今より小さい
赤 -酢飯が赤い
緑 -獲った魚薄く刺す
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きょうの答え
赤 -酢飯が赤い
【本日の 緑 のボケは?】
「えどのにぎりずし」ではなく「えもの2ミリくし(獲物ミリ串)」というボケでした
きょうの解説
【江戸時代、握りずしの特徴は?】
江戸時代の握りずし
すしの原型「熟れずし」は、酢を使っていませんでした。
酢を使うようになったのは、18世紀前半だと言われています。
ただ当時は、砂糖は使ってなくて、酢と塩だけでした。
最初は、米酢を使っていましたが、米酢は当時値段が高かったんです。
江戸時代の握りずし 酢飯が赤い
そこで、酒粕から作る粕酢(かすず)を使おうと考えた人がいたのです。
米酢よりも安くて、甘みもありました。
すると、これが大人気になって、握りずしも使われるようになったんです。
粕酢(かすず)は、今も売られています。
それは赤っぽいので、赤酢ともいわれています。
それは赤っぽいので、赤酢ともいわれています。
江戸時代の握りずしは、今の握りよりも2~3倍と大きくて、赤酢を使っていたので、ほんのりと酢飯が赤かったのです。
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