アイスクリームの「コーン」、名前の由来は?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
今回は、祝日復習問題として2019年5月9日に出題されたものです。
5月9日はアイスクリームの日です。
昭和39年に東京アイスクリーム協会が制定しました。
昭和39年に東京アイスクリーム協会が制定しました。
アイスクリームシーズンが始まる連休明けのタイミングに、記念事業を行ったことに由来します。
現在のアイスクリームは、18世紀のフランスで生まれ、アメリカで発達したとされています。
日本人が初めて食べたのは江戸末期。
幕府の使節団がアメリカを訪れたときでした。
口の中に入れると、「たちまち溶けてとてもおいしい」と記録に残っています。
そこで今日のことば検定は、アイスクリームに欠かせないコーンについて、その名前は何に由来するかという問題です。
今日の問題
アイスクリームの「コーン」、名前の由来は?
【選択枝】
■ とうもろこし
■ 円錐形
■ 当たりの棒
本日の解答
■ 円錐形
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【今日の■のボケは?】
「コーン」ではなく、「幸運(こーぅん)」だそうです。
林修先生の解説
【アイスクリームの「コーン」由来は】
アイスクリームのコーンの綴りはCone
青の選択肢「とうもろこし」を選んだ人は、コーンの原料がとうもろこしだと考えたのかもしれません。
しかし、残念ながらコーンの主な原料は、小麦粉なんです。
それに、とうもろこしのコーンの綴りが"Corn"に対し、アイスクリームのコーンは"Cone"なんです。
ワッフルの上にアイスクリームを乗せた
そして、アイスクリームのコーンが誕生したのは、1904年のアメリカだといわれています。
セントルイスで開催された万博会場で、ワッフルを売っていたアーネストさんは、ふと隣のアイスクリームスタンドの皿がなくなってしまったことに気づきました。
そのとき彼は、ワッフルを利用することを思いついたのです。
そのとき彼は、ワッフルを利用することを思いついたのです。
アーネストさんは、ワッフルをくるくるっと円錐状に巻いて、アイスクリームをのせたんです。
これが、コーン誕生の瞬間です。
ということで「円錐形」が正解です。
ということで「円錐形」が正解です。
英語の"Cone"には、"円錐系のもの"という意味があって、工事現場などに置かれている円錐系のあれも、コーンと呼びますよね。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 東京都心で5月5日に記録、60年以上破られていないのは?
「みんなのエンタメ検定」
□ YUKI高校卒業後に地元で就いた歌手デビュー前の職業は?