「前門の虎 後門の狼」、本来の意味は? 【ことば検定プラス】
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「前門の虎 後門の狼」、本来の意味は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-

 

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林修先生 ことば検定プラス

 

ことば検定プラス 今日の問題

「前門の虎 後門の狼」、本来の意味は?

【選択枝】
 一難去ってまた一難
 挟み撃ちで踏んだり蹴ったり
 野球でノックの嵐

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本日の解答は

 一難去ってまた一難

 

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【今日ののボケは?】
「前門の虎 後門の狼(ぜんもんのとらこうもんのおおかみ)」ではなく、「千本もとは拷問の鬼かい(せんぼんもとはごうもんのおにかい)」だそうです。

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本日の林修先生の解説

【「前門の虎 後門の狼」本来の意味は?】

「前門の虎 後門の狼」は、中国の書の1世紀末の後漢の第4代皇帝、和帝について書かれた部分に登場します。

わずか10歳で皇帝となった和帝は、養母の皇太后やその兄に実権を握られていました。
そこで宦官と協力して、彼らを追い落としましたが、今度はそれが宦官に力を与えるきっかけとなってしまったのです。

 

 

これらについて中国の書には、次のように書かれています。

諺曰
前門拒虎 後門進狼
此之謂与  [評史]

 

「前門の虎を防いだら、後門に狼が進んできたとはこのことだ」という意味です。
つまり、「問題を1つ解決したら、次の問題が起こってしまった」ということです。

 

「前門の虎 後門の狼」は、「1つの災いを逃れても、他の災いにあう」ことのたとえとして使うべき言葉です。

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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