
「焼肉きんぐ」運営うどん参入
衝撃「4玉まで」同一価格
【GOOD!いちおし】
グッド!モーニング「Good!いちおし」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。
焼肉きんぐ運営 うどん市場参入
| 各社が激しいシェア争いを繰り広げる外食うどんの業界に、焼肉きんぐを運営する企業が新たに参入しました。 勝算はどこにあるのでしょうか。 |
フルサービス型うどん店
「もっちりうどん源次郎」が人気
今回紹介されたのは、今年5月に神奈川県座間市にオープンした「もっちりうどん源次郎」の1号店です。
かつお節や昆布など、7種類の素材から取った風味豊かな出汁に、もっちりとした麺が特徴のうどん店です。
月曜日にもかかわらず、開店から1時間半ほどで店内の93席はほぼ満席になるほどの人気ぶりでした。
一番人気は「霧島黒豚の肉讃岐うどん」です。
宮崎県産の霧島黒豚のバラ肉を一口サイズにカットし、しょうゆなどで味付けしてさっと炊き上げています。
豚肉の旨みが出汁に溶け込み、麺とよく絡む一品です。
食べ応えのある肉と、のどごしのよいもっちり麺の組み合わせは満足感が高く、さっぱりしながらも力強い味わいが楽しめます。
物語コーポレーションが
うどん市場へ参入
この店を手がけているのは、「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」など22のブランドを展開する物語コーポレーションです。
売上高は1239億円にのぼる外食大手で、今回新たにうどん業態へ参入しました。
うどん店といえば、丸亀製麺やはなまるうどんのようなセルフ式を思い浮かべる人も多いかもしれません。
セルフ式うどん店の市場規模は去年1949億円に達し、上位2ブランドでおよそ8割を占めています。
一方、フルサービス型のそば・うどん市場は5800億円規模と、セルフ式の約3倍あります。
しかし、シェア1割を超えるブランドはなく、まだ群雄割拠の状態です。
そこで物語コーポレーションは、あえてセルフ式ではなく、フルサービス型のうどん店で勝負することを決めました。
後発でも入り込む余地がある市場だと考えたのです。
席まで案内 対面注文の手厚いサービス
「もっちりうどん源次郎」の特徴は、うどん店としては珍しい手厚い接客です。
店の入り口には鰹節削り機が設置され、入店するとスタッフが席まで案内してくれます。
注文も券売機やタブレットではなく、スタッフが対面で受けるスタイルです。
出来上がったうどんもスタッフが席まで運んでくれるため、客は席を立たずに食事を楽しめます。
利用客からは「座ったままで楽」「スタッフとやり取りできるのがいい」といった声も聞かれました。
もちろん、サービスが手厚くなれば人件費はかかります。
それでもフルサービスにこだわるのは、家族連れや高齢者まで、幅広い世代が安心して利用できる店にするためです。
店内にはカウンター席やボックス席に加え、掘りごたつ式の席も用意されています。
三世代で来店しやすいように考えられた作りになっているのです。
もっちり食感を生む特注の圧力釜
うどんは店内で粉から仕込み、毎日打ち立てを提供しています。
注目は、特注のうどん専用圧力釜です。
通常の鍋でうどんを茹でると、およそ15分かかります。
しかし、圧力釜を使うことで茹で時間を短縮できるだけでなく、麺の中心までしっかり熱を入れることができます。
こうして茹で上げることで、表面はなめらかで、中はしっかりとしたコシのある、もっちり食感のうどんが生まれます。
フルサービスでありながら、提供までの時間をできるだけ短くする工夫もされています。
天ぷらが揚がるタイミングに合わせてうどんの調理を始めるなど、厨房では細かな時間配分が行われています。
1玉から4玉まで同一価格
この店ならではのうれしいサービスが、うどんの量を1玉から4玉まで同じ価格で選べることです。
たとえば「国産牛煮込の肉讃岐うどん」は、1玉でも4玉でも同じ979円。
食べる量は店側が決めるのではなく、お客さん自身が選べるようにしたいという考えから、この仕組みが導入されました。
少しだけ食べたい人も、たくさん食べたい人も、同じように満足できるのが魅力です。
利用客からは「たくさん食べられて幸せ」「永遠に食べ続けたい味」といった声もありました。
家族で来店した時にも、それぞれの食欲に合わせて量を選べるため、子どもから大人まで利用しやすいスタイルになっています。
卓上の無料トッピングにもこだわり
卓上には、七味唐辛子や天かすのほか、無料のかつお節も用意されています。
使用しているのは、鹿児島県枕崎産の荒節です。
店内で削られるかつお節の薄さは、なんと0.02mm。
非常に薄いため、うどんにかけると一瞬で出汁を吸い込み、香りがふわっと広がります。
この「追いかつお節」によって、うどんの香ばしさや出汁の風味がさらに増します。
肉汁うどんにかけると、豚肉の脂の旨みを生かしながら、全体をまろやかにまとめてくれるそうです。
もっちり麺、こだわりの出汁、手厚い接客、そして世代を問わず利用しやすい店づくり。
物語コーポレーションが新たに挑む「もっちりうどん源次郎」は、セルフ式とは違ううどん店の可能性を広げる存在になりそうです。
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