【王様のブランチ】BOOK文芸書ランキング TOP10
-2022年6月20日~26日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は、二子玉川 蔦屋家電による【文芸書ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
第1位 | 「ただ、一緒に生きている」 坂本美雨 |
光文社 |
2015年に長女を出産した坂本さんが、子育てをする中で初めて気づいた自分の感情や、娘さんへの優しく愛情に満ちた思いを温かな言葉で綴っています。
「彼女が強く楽しく生きていけるように、彼女を愛してくれる人たちが近くにも遠くにもいてくれるように環境を整えることを意識している。」
「世界はいいところだな、自分は愛されているなと、なにがあっても思ってくれるように。」
第2位 | 「シン・ウルトラマン 空想特撮映画 MILLENNIALS BOOK」
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ポプラ社 |
興行収入40億円を突破した大ヒット中の映画「シン・ウルトラマン」の公開をお祝いした、豪華付録付きブックです。
第3位 | 「20代で得た知見」 F |
KADOKAWA |
40万部突破の一冊です。
第4位 | 「よみぐすり」 坂口恭平 |
東京書籍 |
著者の坂口恭平さんは、自らの電話番号を公開し、苦しむ人の声を聴き続けてきました。
そんな坂口さんが、日々ツイッターで発信している「生きる力をくれる言葉」を厳選した一冊です。
第5位 | 「両手にトカレフ」 ブレイディみかこ |
ポプラ社 |
イギリス在住のブレイディみかこさんは、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」で2019年ノンフィクション本大賞を受賞。
今作ではノンフィクションの形では書けなかった厳しい現実を、14歳の少女の視点で描いています。
主人公のミアは、母と弟の3人家族。
母は働かず酒におぼれ、食事も満足にできないほど生活に困窮。
だが、ミアは誰にも助けを求めることが出来なかった。
そんな中、図書館で偶然手にした一冊の本が、ミアの心に寄り添い、やがて彼女は自らの人生を切り開いていく。
「祈ったところで何も変わらない。だったら、自分でこれから起きることを変えるしかない」
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
第6位 | 「マスカレード・ゲーム」 | 東野圭吾 | 集英社 |
第7位 | 「マイクロスパイ・アンサンブル | 伊坂幸太郎 | ポプラ社 |
第8位 | 「小さいわたし」 | 益田ミリ | ぴあ |
第9位 | 「私と街たち(ほぼ自伝)」 | 吉本ばなな | 河出書房新社 |
第10位 | 「今日もごきげんよう」 | 松浦弥太郎 | マガジンハウス |
今週の注目の一冊
「私と街たち(ほぼ自伝)」吉本ばなな
吉本ばななさんは、1987年に「キッチン」でデビューして以来、数多くの名作を世に出してきた人気作家。
今作は、そんな吉本さんが半生を振り返った自伝的エッセイ。
今だからこそ語れる家族との思い出や、社会現象にもなったデビュー当時のこと。
そして、生まれ育った東京の街と、そこで出会った人たちとの忘れがたい記憶を綴った一冊です。
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