ロンドン現地取材 世界で人気! シティポップ&高中正義【GOOD!いちおし】
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ロンドン現地取材
世界で人気!シティポップ&高中正義
【GOOD!いちおし】

 

テレビ朝日グッド!モーニング「Good!いちおし」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。

 

今日の「Good!いちおし」
ロンドン現地取材
世界で人気!シティポップ&高中正義

日本のシティポップが世界中で注目される中、ロンドンの若者は時代をさかのぼり、高中正義さんらの演奏に夢中です。
世代や国境を越えるその魅力を現地調査しました。

 

73歳の高中正義に
イギリスの若者が熱狂

今年8月、イギリスで開催された大規模な日本音楽の野外フェス「City Pop Waves」には、1万人を超える観客が集まりました。

会場で特に注目を集めていたのが、73歳のギタリスト・高中正義さんです。
観客には10代、20代の若者も多く、高中さんのグッズを身につけてライブを楽しむ姿が見られました。

高中さんは1972年に「サディスティック・ミカ・バンド」に参加し、プロミュージシャンとして本格的に活動を開始。
加藤和彦さん、高橋幸宏さんら実力派ミュージシャンとともに、1970年代の日本のロックシーンを切り開きました。

1976年にソロデビューすると、ラテンやロック、ジャズなどを融合した独自のギターサウンドで人気を確立。
開放感あふれる演奏で、日本を代表するギタリストの一人となりました。

 

デビュー55周年で
世界4カ国を巡るツアー

デビュー55周年を迎えた高中さんは今年、世界4カ国を巡るワールドツアーを開催しました。

ロンドンの名門ライブ会場「O2 Academy Brixton」で行われた公演はチケットが完売。
約5000人の観客を魅了しました。

日本では高中さんと同世代のファンも多い一方、海外公演では20代を中心とした若者が目立つといいます。

赤い衣装をまねするファンや、ギターのフレーズを一緒に歌う観客もいるなど、かつて日本の若者を熱狂させたサウンドが、半世紀近い時を経て海外の新しい世代に受け入れられています。

 

シティポップがイギリスで大ブーム

その背景にあるのが、世界的な「シティポップ」ブームです。

イギリスでは1970年代後半から80年代に作られた、都会的で洗練された日本の音楽が若者から注目されています。

ロンドンのクラブでも日本のシティポップが流れ、八神純子さんの「パープルタウン」「みずいろの雨」など、かつて日本でヒットした曲が新鮮な音楽として楽しまれています。

ブームが広がった理由の一つがSNSです。

現地のDJによると、コロナ禍前からDJやインフルエンサーがSNSでシティポップを紹介。
その後、外出が制限された時期に新しい音楽を探す人が増え、さらに注目されるようになったといいます。

デジタル時代を生きる若者にとって、1970~80年代の音楽が持つアナログ感や人間味のある演奏が、逆に新鮮に感じられているようです。

 

竹内まりや「プラスティック・ラブ」が
世界的ブームのきっかけに

海外で特に人気が高い曲の一つが、竹内まりやさんが1984年に発表した「プラスティック・ラブ」(Plastic Love)です。

発売から30年以上が経過した後、YouTubeなどを通じて世界中に広がり、現在のシティポップ再評価を象徴する一曲となりました。

日本語の歌詞でありながら海外で支持されているのも特徴です。
言葉の意味だけでなく、メロディーや演奏、当時ならではの雰囲気そのものが評価されています。

 

シティポップから
カシオペアや高中正義へ

今では海外の若者たちの興味が、シティポップよりさらに前の日本音楽にも広がっています。

その代表が、1977年に結成されたフュージョンバンド「カシオペア」や高中正義さんです。

きっかけとなっているのが、YouTubeや音楽配信サービスの「おすすめ機能」。
シティポップを聴いていると関連する1970年代の楽曲が表示され、そこから過去の日本音楽を次々と発見する若者が増えています。

カシオペアのロサンゼルス公演もチケットが即日完売するなど、海外人気はさらに高まっています。

 

70年代の日本音楽が
世界で新しい音楽に

思いがけない世界的な再評価について、高中さんは「長生きはするもんだ」と語っています。

70歳になった時には、その後の人生を「おまけのようなもの」と考えていたそうですが、海外人気の急上昇を受け、「おまけじゃなくて大化けになった」と笑います。

かつて日本で親しまれた音楽が、SNSや動画配信を通じて国境と世代を超え、若者たちにとっての「新しい音楽」になっています。

シティポップから高中正義さん、そしてカシオペアへ。
日本の70~80年代の音楽を再発見する動きは、これからさらに広がっていきそうです。

 

 

 

-これまで紹介した「GOOD!いちおし」-

 

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