西洋化以外に、政府が「太陽暦」採用を急いだ理由は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
ことば検定プラス 今日の問題
西洋化以外に、政府が「太陽暦」採用を急いだ理由は?
【選択枝】
■ 米の不作
■ 財政難
■ ブラックリスト
本日の解答は
■ 財政難
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【今日の■のボケは?】
「太陽暦(たいようれき)」ではなく、「滞納歴(たいのうれき)」だそうです。
本日の林修先生の解説
【政府が「太陽暦」採用を急いだ理由は?】
"うるう月"と"役人の月給制"との関係
今日のポイントは2つあって、
1つは、役人の給料が年俸制から月給制に変わっていったこと。
そして、もう1つが"うるう月"です。
ポイント
①給料年俸制→月給制
②うるう月
②うるう月
旧暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦がベースでした。
しかしこれは、太陽暦より年間11日ほど短く季節がだんだんずれていくのです
そこで時々、"うるう月"を作って、1年を13か月として調整していたのです。
大隈重信らが「太陽暦」採用へ
実は、本来の明治6年には"うるう月"があって、そのままだと役人に13か月分の給料を払わなければなりませんでした。
ところが当時の明治政府には、あまりお金がなかったのです。
そこで、財務行政の中心だった大隈重信などが「太陽暦」、つまり1年を12か月にして1か月分の支払いを浮かせようと採用を急いだのです。
さらに明治5年の12月は、2日間しかなかったので、政府はその月の月給も払わずに済ませたそうです。
さすがは大隈重信、知恵者ですね。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ シクラメンの別名は「〇の饅頭」?
「ニュース検定」
□ 胡耀邦総書記失脚 誰の靖国参拝が要因?