ジャポネスクの衝撃 コシノヒロコ 世界が恋した日本の美【GOOD!いちおし】
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ジャポネスクの衝撃
コシノヒロコ 世界が恋した日本の美
【GOOD!いちおし】

 

グッド!モーニング「Good!いちおし」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。

今日の「Good!いちおし」
ジャポネスクの衝撃
コシノヒロコ 世界が恋した日本の美
ファッションデザイナー・コシノヒロコさん。
日本の美を世界へ発信し、多くの人を魅了してきました。
作品に込めた思いと創作の原点に迫ります。

 

日本の美を世界へ——ファッションデザイナー・コシノヒロコの原点と次世代への思い。

1960年代からデザイナーとして活動し、日本のファッション界をけん引してきたコシノヒロコさん。
現在、東京・清澄白河の東京都現代美術館で企画展「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO -新説/真説 コシノヒロコ」が開催中です。
本人へのインタビューをもとに、その創作の原点と作品に込めた思いを紹介します。

 

1978年ローマで世界を驚かせた
ジャポネスクの誕生

コシノさんが世界に名を知られるきっかけとなったのは、1978年にイタリアで開催したファッションショー「アルタ・モーダ」です。
ヴァレンティノらそうそうたるデザイナーたちが並ぶ中、東洋人として初めて参加したこのショーで発表したのが、着物から発想を得たジャケットでした。
着付けによって洋服のシルエットになるよう仕立て、中央アジアのテイストも加えた、単純な和風にとどまらないデザインです。

会場は総立ちのスタンディングオベーション。
「私の方がびっくりしちゃって、夢のようだった」とコシノさんは振り返ります。

ちなみに当日はホテルがストライキを起こすというハプニングも発生。
日本から同行したスタッフや家族が総出で裏方に駆り出されたという、今では笑い話のエピソードも残っています。

この「ジャポネスク」とは——
日本の伝統美と西洋の洋服文化を融合させたデザインで、唯一無二の表現は世界のファッション界に大きな衝撃を与えました。

 

コシノさんの感性の原点
祖父と通った歌舞伎と文楽にあった

コシノさんのデザインの根底には、幼い頃から体に染み込んだ日本の美意識があります。
祖父に連れられ、3〜4歳の頃から歌舞伎や文楽を観てきたことがその出発点です。

「本当に美しいものをたくさん見せてもらって。好きなものを目一杯体の中に吸収していたから、デザインとして表現するときに自然に出てくる」とコシノさんは語ります。

展覧会に並ぶ作品にも、その美意識が随所に光ります。
京都の友禅染めをあしらった赤いドレス、柿渋染めの作品、漆で表現した装飾——。

どれも日本古来の技法を現代のファッションに落とし込んだものです。
三宅一生さんや高田賢三さんらが海外へ拠点を移した時代にも、コシノさんは「四季折々の自然が生み出す美しさこそ創作の原点」という信念のもと、日本を拠点に活動し続けました。

 

すべての作品に触れる展覧会
——次の世代へのメッセージ

今回の企画展では、2500着以上の作品の中からコシノさん自身が厳選したおよそ100着を展示。
最大の特徴は、展示されているすべての作品に触れることができる点です。

「洋服は見ているだけでなく、触ってひっくり返して、どうして作られているのかを感じてほしい」というコシノさんの思いが込められています。
ポケットの裏地の縫い方、スポンジを使ったリボンの質感など、手で触れることでデザインの奥深さを体感できます。

また、コシノさんの服の端切れを使って子どもたちが自由にデザインを楽しむ「ネクスト・クリエイション・プログラム こどもファッションプロジェクト」も実施中。

次の世代への思いをコシノさんはこう語ります。
「自分がいなくなった後も、今伝えてきた若い子たちが日本のものを大切にする人を生み出していかなければと常に思っている」。

企画展「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO -新説/真説 コシノヒロコ」は7月26日まで、東京都現代美術館にて開催中です。

 

 

 

-これまで放送されたGOOD!いちおし-

 

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