
「親の心子知らず」誰の言葉が由来?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう5月5日は「こどもの日」です。
こどもの日は、国民の祝日に関する法律によると「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とあります。
実は、こどもの日を祝日にしようと国会で議論していた時、同時に母の日を祝日にしてほしいという請願を出されていて、一緒に国会で議論されていました。
こどもの日は祝日に決まりましたが、母の日は祝日にはなりませんでした。
そんな事情もあって、こどもの日の条文に"母に感謝する"という文言が盛り込まれたのかもしれないです。
今日はそんなこどもの日にちなんで「親の心子知らず」という言葉についてです。
このことわざが最初に文献に登場するのは、ある人物の生涯について書かれた軍記物語だったのですが、ではそれは誰のセリフだったかというのが今日の問題です。
「親の心子知らず」誰の言葉が由来?
青 -平清盛
赤 -弁慶
緑 -ひねくれた宿ばかり
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
赤 -弁慶
<今日の緑のボケ> 「おやのこころこしらず」ではなく「お宿ここもこじらす」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「軍記物語」とは、武士の活躍などが描かれている作品を指します。
牛若丸と呼ばれた幼少期から奥州へ逃げ落ちて自害するまでの一代記を描いた軍記物語に「親の心子知らず」という表現が出てきます。
その主役といえば、源義経です。
そして、その義経に仕え命運を共にした側近の弁慶のセリフとして出てきます。
晩年の義経一行は、奥州 藤原氏の治める東北へ逃げるために、身分を隠し旅を続けていました。
途中、藤原氏の領地だから身を明かしても大丈夫では?といった身内の者に「親の心子知らずとて 人の心は知り難し」。
親の心子知らずと言うが、ましてや人の心はわからないものだ、だから用心すべきだと武蔵坊弁慶が源義経に諫めたセリフとして出てきます。
前回の問題

ここを素早く見つけるコツで~す
①「見聞録 KENBUNROKU」をブックマークしていただくことを推奨します。
② Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する方法3選
*クイズ文の前に見聞録と入れると見つかりやすくなることが多いです。
*クイズ文に?ありで検索して見つからなくても、?をとると見つかることがあります。
*クイズ文に?なしで検索して見つからなくても、?を付けると見つかることもあります。
(注) 当ブログを転載している海外スパムサイトにご注意ください
今月のプレゼントと応募方法