
「骸骨を乞う」の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう4月14日は、1861年に歌川国芳が亡くなった日です。
山東京伝の小説「善知安方忠義伝」をテーマに描かれた絵は、ド迫力で度肝を抜かれるようなものです。
妖術使いの女性が骸骨を操り、男性たちと対決しています。
原作では、数百もの骸骨が襲うという設定ですが、国芳は大胆にデフォルメし、巨大な骸骨が襲いかかるように描いています。
今日は、この骸骨にちなんで「骸骨を乞う」という言葉の意味は何かという問題です。
「骸骨を乞う」の意味は?
青 -墓参りする
赤 -退職を願い出る
緑 -国の交渉、プロ配置
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ことば検定 答え
赤 -退職を願い出る
<今日の緑のボケ> 「がいこつをこう」ではなく「がいこうつう(外交通)おこう(置こう)」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「骸骨を乞う」の「乞う」は、"頼み求める"という意味ですから、この言葉は"骸骨をください"ということになります。
その骸骨は、自分の骸骨を指しています。
では、一体どんな意味なのか?
中国の春秋時代、晏嬰(あんえい)という政治家にこんなエピソードがあります。
あるとき交渉のため一人で楚という国に向かった晏嬰ですが、着いてみると正門は閉じられていて、犬用の小さな門だけが開いてました。
「入りたければここをくぐれ」と言うのです。
「犬の国に使者として来たのなら犬の門から入りますが、私は楚に使いとして来たので、このような門から入るわけにはいきません」と切り抜けました。
なかなかキレ者の政治家で、プライドも維持しつつ交わしたのです。
当然、王からも厚い信頼を得ていたのですが、あるとき晏嬰は「願わくば骸骨を乞う」と王に言って、その前から立ち去ろうとしました。
王と政治の方針が会わず、辞職しようとして「骸骨を乞う」、つまり心は王に捧げたので、残った身体だけはお返しくださいと言ったのです。
前回の問題

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