「似て非なるもの」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう2月5日は、日付の語呂合わせで「ふたご」となるので、双子の話題です。
そんな双子の中でも遺伝子情報がほぼ同じだと、一卵性双生児と呼びます。
99.99%のDNAが同じで、最近までDNA鑑定して判別できなかったそうです。
そんなDNAの塩基配列、つまり並び順が98.8% 人と同じ動物がチンパンジーです。
この違いは、馬とシマウマより小さいそうです。
DNAは似ているものの、人とチンパンジーを見分けられない人はいないですよね。
というわけで、今日は「似て非なるもの」という表現の由来は何かという問題です。
「似て非なるもの」の由来は?
青 -欲しいもの
赤 -にくむもの
緑 -エビ・カニ
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ことば検定 答え
赤 -にくむもの
<今日の緑のボケ> 「にてひなるもの」ではなく「似て緋なるもの」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「似て非なるもの」は、似ているけれども異なるという意味です。
例えば、見た目が穀物の苗にそっくりな雑草があったら、それは似ているけど違うものです。
この例は、中国に思想家・孔子が「似て非なるもの」はどういうものかというのを、説明する時に話したものとして出てきます。
ー「孟子」から
孔子曰く、似て非なる者を悪(にく)む。
莠(はぐさ)を悪(にく)むは、其の苗を乱るを恐るればなり。
さらに、こう続きます。
口先の上手なものを憎むのは、その言葉がいかに義を装って紛らわしい。
この「似て非なるもの」という表現は、得があるものに似ているものの実際そうではなくて、紛らわしい偽善者を非難する文脈で出てきています。
ちなみに、ニセモノのことを「似非」といいますが、似て非なると漢字で書きます。
前回の問題
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