「東海道中膝栗毛」について正しいのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。
ことば検定 問題
きょう11月13日は、日付の語呂合わせで「いい膝の日」です。
歩いて旅をすることを、昔は「膝栗毛」と言いました。
膝を栗毛の馬の代わりにして徒歩で旅行することを言っていました。
この言葉から十返舎一九が書いた本が「東海道中膝栗毛」です。
いわゆる弥次喜多コンビの珍道中がテーマで、大ヒットしました。
1つ作品がヒットすると、続編が作られることは今でもよくあります。
実は「東海道中膝栗毛」もそうで、1年に1冊程度のペースでしたが、続編を含めて20年続けて、一旦お休みしたのち、さらに作者が亡くなるまで続きました。
今日はそんな「東海道中膝栗毛」について正しいのはどれかという問題です。
「東海道中膝栗毛」について正しいのは?
青 -作者の名が登場
赤 -主人公が変わった
緑 -機内食はイタ飯だね
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
青 -作者の名が登場
<今日の緑のボケは>
「とうかいどうちゅうひざくりげ」ではなく、「どうかん(同感)いどうちゅう(移動中)ピザくいてー(食いてー)」
ことば検定 解説
きょうの解説
「東海道中膝栗毛」は途中から読んでも意味が通じて、1冊の中でエピソードが完結する小説です。
ヒットした理由の1つとして、読者サービスもしっかりしていたことがよくあげられます。
ある時「髪結いのシーンがないのはなぜか」という読者の声が届いたそうです。
実際、その後に髪結いの場面を書いたのです。
そうなると、その読書はちょっと誇らしげに人に言ったりしたかもしれないですね。
また、地元が小説の舞台になると嬉しいものですが、十返舎一九は実際に旅に出て、その土地の方言や名物を作品に登場させていました。
そして問題の答えは、長年のファンは喜んだろうなというものです。
作中の男が「あなたの狂歌は面白い」とほめられた弥次郎兵衛さんが名前を聞かれて「十返舎一九と申します」と作者である自分の名を登場させているのです。
いたずら心とともに、自分は面白いものを書いているだろうという自負を感じることを感じるエピソードです。
前回の問題
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