「千載一遇」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう9月2日は、日付を「くじ」と語呂合わせで読んで「宝くじの日」です。
現在に続く近代的な宝くじは、終戦の年1945年に初めて売り出されました。
1等賞金は10万円で、当たれば当然嬉しいものですが、もし外れてもハズレ券4枚で、当時はたばこが10本もらえたそうです。
宝くじは「千載一遇」のチャンスを願って買うものですが、今日はその「千載一遇」の由来は何かという問題です。
「千載一遇」の由来は?
青 -賢者
赤 -金山
緑 -洗い物にはコレ1本
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ことば検定 答え
青 -賢者
ことば検定 解説
きょうの解説
「千載一遇」の「千載」とは、年と千年という意味です。
「一遇」の「遇」の字には、思いがけず出会うという意味があって、千年に1回しかないようなめったにない出会いという意味になります。
言葉の由来は、古代中国 三国時代の英雄を称える書物にあります。
いくら才能があっても力を発揮できないまま生涯を終える人もいる中、千年に一度しかないような奇跡的な出合いに力を発揮できたという文脈で「千載一遇は賢智の嘉会なり」と出てきます。
賢人と知者の喜ばしい出会いであるという意味です。
これは魏の曹操と、ある人物の出会いを指しています。
曹操は群雄割拠する時代にあらわれた英雄で、魏の基礎を作った人物です。
曹操に出会って力を発揮したのは、荀彧(じゅんいく)という天才軍師です。
のちに、彼は曹操のブレーンとして勢力拡大に貢献しました。
前回の問題
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